韓国GPのオーガナイザーであるコリア・オート・バレー・オペレーション(KAVO)は、サーキットの建設が90%完成したと発表し、ピットおよびレースコントロールビルなど一部の写真を公開した。
これまで何度も建設の遅れが報じられ、グランプリの開催が不安視されていた韓国国際サーキット。しかしここにきてデザインを担当したヘルマン・ティルケは、サーキットは期限内に完成するだろうとコメントしている。
同サーキットは今週末に「サーキットラン2010」というイベントを開催し、そこでカルン・チャンドックがレッドブルのショーカーを用いたデモ走行を行う予定になっている。
この「サーキットラン2010」は、韓国グランプリまでの50日をカウントダウンするイベントとして開催され、F1のデモ走行以外にも他のあらゆるマシンやバイクによるパフォーマンス、コンサートやパレード、ショーイベントなどが行われるという。
なお、公開された写真はピットおよびレースコントロールとして使用される建物のみで、目の前に少しだけ写っているコースの一部は舗装がされたように黒っぽく見える程度。気になるコース全体の舗装状況については、未だこれ以上はわからないといった様子だ。