22日にロータス・ルノーGPがビタリー・ペトロフの残留を発表し、正式に決定していない2011年F1シートは残り6つとなった。
2日にFIAが2011年F1のエントリーリストを発表した後、ルノーF1はロータスとの提携を発表、来季はロータス・ルノーGPとして活動し、ペトロフを残留させることを発表した。また、マルシャ・ヴァージン・レーシングは、ティモ・グロックとジェローム・ダンブロシオの起用を発表している。
これで残りシートはフォース・インディア、トロロッソ、HRTの6つとなった。
トロロッソはセバスチャン・ブエミとハイミ・アルグエルスアリを残留させることを認めているが、正式な発表は行っていない。
フォース・インディアは、エイドリアン・スーティルとビタントニオ・リウッツィが共に残留を主張しているものの、チームは正式に発表しておらず、リザーブドライバーを務め今年DTMチャンピオンに輝いたポール・ディ・レスタと、デビューシーズンにポールポジションを獲る活躍を見せながらウイリアムズから放出されたニコ・ヒュルケンベルグがシートを狙い交渉中だ。
HRTはチーム売却のうわさもあるが、チーム側はこれを否定した。チームはペイドライバーしか雇う余裕がないと公言し、ペドロ・デ・ラ・ロサとの交渉は難航。今月初め、ダビデ・バルセッキが候補であることは認めている。
ニック・ハイドフェルド、ブルーノ・セナ、山本左近、カルン・チャンドック、クリスチャン・クリエン、ルーカス・ディ・グラッシは、まだシートを確保していない。