JAF日本自動車連盟は12日、2014年FIA国際スポーツカレンダー登録申請の一覧を発表した。日本国内で争われる全20大会の国際格式レースの一覧が掲載されている。
この国際スポーツカレンダー登録申請一覧は、日本国内のサーキットで開催される国際格式のレースが掲載されているもので、スーパー耐久等の国内格式、海外で開催される日本のレースについては掲載されていない。スーパーGTについては、GTアソシエイションから発表されているとおり国内全7大会、6サーキットで開催が予定されている。
興味深いところとしては、8月8日〜10日に開催される富士スピードウェイでのレース。これまで9月に開催されてきた富士戦が8月に移動する形となるが、8日〜10日のスケジュールでも分かるとおり、3デイ開催だ。また、JAFからのカレンダー申請には参加車両としてスーパーGTに出場するJAF-GT、FIA-GT3に加え、LMP2、LM-GTE、LMPC、GTCという記載がある。今季の申請には記載されていたアジアン・ル・マンの記載が14年向けにないことを考えると、併催の可能性もあるだろう。
全日本選手権スーパーフォーミュラについてはカレンダーがシリーズから公式に発表されていないが、国内では鈴鹿、富士、もてぎ、オートポリス、SUGO、鈴鹿と6大会が記載されている。今季までは春に開催されていたオートポリスが、スーパーGTと入れ替わるように9月に移動しているのも興味深いところ。
世界選手権レースとしては、10月10日〜12日に鈴鹿でF1日本グランプリを開催予定。また、その翌週となる10月17日〜19日にWEC富士6時間が、さらに翌週には鈴鹿でWTCCと、世界選手権が3週連続で行われる。その他の海外イベントでは、5月9日〜11日にはもてぎでGTアジアが、9月26日〜28日にはアジアパシフィックラリー選手権・ラリー北海道が開催予定だ。