2014年、F1ドライバーたちが検査用に燃料をセーブするためにフィニッシュ後のスローダウンラップでマシンを止めることを禁じるとFIAが発表した。
今年はレースでの燃料搭載量は100kgに制限され、一部のグランプリでは燃料をうまく管理して走らなければ厳しくなるといわれている。
しかしFIAは、状況がさらに難しくなるようなレギュレーション変更を発表した。
今週、F1ストラテジーグループおよび世界モータースポーツ評議会の会合が行われた結果、ドライバーはチェッカーフラッグを受けた後のスローダウンラップで、サンプル用の燃料をセーブするためにマシンを止めてはならないとの規則を導入することが決まった。「これはマシンを止める正当な理由とは認められない」とFIAの声明に記されている。
2013年シーズン中には、フィニッシュ後、検査用の燃料を残すためピットまで戻る燃料を消費しないよう、チェッカーフラッグを受けた直後にドライバーがマシンを止めるシーンが何度か見られた。
しかし今年は、昨年よりも燃料に余裕を持たせなければならないことになる。
この新規則は、F1コミッションおよびチームの承認を得た後に正式に導入される。