2015年FIAアジア・パシフィックラリー選手権(APRC)の暫定カレンダーが明らかになった。今季のカレンダー同様、全6戦にアジアカップ単独開催のタイはそのまま選手権に残る一方で、アジアカップ単独開催としてもう1戦インドが入っている。
チームとしてはタイトル連覇を続けるチームMRFは、インドのタイヤメーカー、MRFをメインスポンサーとしており、2013年チャンピオンのガウラブ・ギル、プロダクションカップ王者のサンジェイ・タクルもインド出身。一方で開催イベントのクオリティが基準に満たないなど、カレンダー入りへの体制を整えることが求められてきた。
このカレンダーは現在、FIAの承認待ち状態となっており、インドのノミネートもASNの確定待ちといまだ不安定な状況ではあるが、インドが入ればアジアカップ対象イベントは5戦となり、参戦チームの動向にも影響を与えることになりそうだ。