シンガポールGPで2位を獲得したジェンソン・バトンが決勝日に体調不良だったことがわかった。

 バトンは高い気温と湿度の下、ストリートコースで行われる、1年で最も過酷なレースと言われるシンガポールGPで、体調が万全でないなか、終盤首位のセバスチャン・ベッテルにチャレンジし、1.7秒差の2位でフィニッシュした。

 レース後、Press Association Sportに対してバトンは体調を崩していたことを明かしたとITVが報じた。
「昨日の朝、調子が悪かった」とバトン。
「原因は分からないが、そういうときは脱水症状を起こしてしまうんだ。それで朝の時点で通常より1.5キロ体重が減ってしまった。それを戻すのは本当に大変だった」
「胃腸薬を飲んで、パスタを山ほど食べた。炭水化物は水分の吸収を助けてくれるんだ。あとは(マクラーレンのチームドクター)アキ(・ヒンツァ)のスペシャルドリンクとか彼が作ってくれた塩が入ったドリンクを大量に飲んだ」
「そしたら決勝のころには元気になっていた。なんとか体重を戻すことができて、乗り切れたよ」

 マクラーレンのチームプリンシパル、マーティン・ウィットマーシュはバトンを褒め称えた。
「ジェンソンの素晴らしいところは挽回する能力だ。彼は今朝も昨日も調子がよくなかったし、金曜はうまくいっていなかった。それでも彼は不屈の精神、スキル、決意によって挽回した」
「(体調が悪かったため)我々は心配し、医師に相談していたが、その時の彼と決勝最後の数周を走る彼はまるで別人だった」
「彼は本当に素晴らしい走りをし、期待どおりにセバスチャンに対してプレッシャーをかけてくれた」

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