新型「ザ・ビートル カブリオレ」が、ロサンゼルスオートショーで世界デビュー
― クラッシックなソフトトップデザインと最新のパワートレイン、安全性、実用性を融合 ―
ウォルフスブルグ/ロサンゼルス

フォルクスワーゲンは、11月30日(金)から一般公開されるロサンゼルスモーターショーで、新型「ザ・ビートル カブリオレ」を発表、展示します。1949年に登場した初代「ビートル カブリオレ」は、1980年までに33万台以上が 販売され、2002年に登場した「ニュービートル カブリオレ」も8年間で23万4千台が生産されています。今回、3世代目として登場する「ザ・ビートル カブリオレ」は、これまでにない高い実用性、安全性、燃費効率を備えつつ4人の乗員がオープンエアドライブを満喫できるクルマに仕上がっています。

「ザ・ビートル カブリオレ」は往年のモデルのタイムレスなデザインを生かしながら、よりスポーティなシルエットに仕上っています。全長は4,278mm(ニュービートル カブリオレ比+152mm)、全幅は1,808mm(+84mm)とそれぞれ拡大しましたが、全高は1,473mm(-29mm)に抑えられたことで、初代「ビートル カブリオレ」に近いシルエットを実現しながらよりダイナミックなプロポーションになりました。Aピラーの付け根を後方に移し、フロントウインドーの角度を起こすことで、長く平らなルーフラインを実現。後席のヘッドルームは12mm拡大しています。

同時に「ザ・ビートル カブリオレ」は、最新のフォルクスワーゲンに共通するデザイン要素も備えています。例えば、バンパー下のエアインレットや丸みのあるボンネットの先端部、テールライトの形状などがそれにあたります。「ザ・ビートル カブリオレ」は最新技術と高い品質基準に裏付けられながら、初代同様、強いエモーションを喚起するクルマです。フロントの丸型ヘッドライトは、いつの時代でも変わらない「ビートル」の象徴です。伝統的なソフトトップがカブリオレ独自の魅力をもたらし、トップを上げた時の長く水平なルーフラインにより良好な後方視界を確保しています。トップは時速50km/h以下で開閉でき、わずか9.5秒で開けられ、閉じるのに要する時間も11 秒です。また、付属のソフトトップカバーにより後席後方にコンパクトに収納でき、鉄板とクロスの境目はクロームのトリムで縁どられています。

インテリアは大人4人がゆったりと乗れるスペースを持ち、「ザ・ビートル」同様、特徴的な円形のメーターパネルを 配したインスツルメントや助手席のダッシュボード上には「ビートル」の伝統に則り、2つ目のグローブボックスが設けられました。トランクはソフトトップの開閉に関係なく225Lの容積を確保。(ニュービートル カブリオレ比 +24L)リヤシートバックは分割可倒式で大きな荷物の搭載に便利です。

横転時の安全性についてはロールオーバープロテクションシステムが標準装備されています。リヤシートバックの 背後に格納された2つのモジュールが瞬時に作動することで乗員保護に寄与します。また、前席のフロントおよび頭部保護機能付きサイドエアバッグも装備されています。

「ザ・ビートル カブリオレ」には複数のエンジンが用意されています。ガソリンエンジンは77kW/105PSの1.2TSI(ブルーモーションテクノロジー仕様を含む)、118kWの1.4TSI、147kWの2.0TSI。ディーゼルエンジンは、77kWの1.6TDI(ブルーモーションテクノロジー仕様を含む)と103kWの2.0TDIです。米国市場には1.4TSI、2.0TDIのほかに、直列5気筒の2.5Lエンジンも導入され、トランスミッションは6速マニュアル、もしくは6速、7速のDSGと組み合わされます。

「ザ・ビートル カブリオレ」は、米国では11月から発売、欧州では来年2月から納車が始まります。

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