4月1日にスタートするAPRCの今季開幕戦「マレーシアラリー」に向けて、MRF、プロトン、クスコレーシングらAPRC上位陣がジョホールバル周辺でテストを実施した。

 プロトンとクスコの番場は、先週クアラルンプール近郊でプレスコンファレンスを開催。ペルタミナ・クスコレーシングからAPRC、アジアカップ、ジュニアカップにエントリーする番場彬は、今季から投入するプロトンサトリアネオのグループN車両の実戦車両を初めてドライブした。
 一方、アリスター・マクレーとクリス・アトキンソンのふたりは、シーズンブレイク中から積極的にS2000のテストを実施。エンジンの改良により低速トルクとパワーがアップしているという。マシンは今季からダンパーをレイガーに変更。サスペンションのトラベルが増え、トラクションとハンドリングが向上している。「今年の仕上がりは格段に良くなっている」とマクレーも手応えを感じているようだ。

 なお、パシフィックカップにコディ・クロッカーの投入を予定していたペルタミナ・クスコレーシングは、震災の影響による計画停電で作業に大幅な遅れを生じたことなどから、クロッカーのパシフィックプランを一旦白紙に戻すことになった。
 群馬県高崎市にあるチームの本拠地は計画停電で第5グループに入っていたが、作業が集中する夜間枠の停電も多く効率的にメニューを消化することが困難な状況だという。パシフィックカップは5月13〜15日開催のクイーンズランドで開幕するが、船積みに向けてのマシン製作が佳境を迎えたところでの地震発生だった。

「事態が落ち着いてきたら、改めて様々な可能性を探りたい」と長瀬社長はコメントしている。

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