オーストラリアの西部で行われていたオーストラリアン・サファリが9月27日(土)に西海岸のカルバリでフィニッシュした。4輪部門の優勝は前日2位のデイブ・マクシェーン(トヨタ・タコマ)で合計タイム26時間17分25秒。2位はグレッグ・スキャンロン(日産パトロール)。3位はスティーブ・ライリー(ホールデンVF)。三菱アウトランダーPHEVで出場のスティーブ・グレニーは総合19位、A1-6クラストップで完走を果たした。

 19日(金)にパースでのセレモニアルスタートで始まったロングディスタンスラリーもいよいよ最終日のレグ7を迎えた。西海岸のカーナーボンからカルバリへと南下するルートは、154.18kmがSSに。ラリーの最後を飾るSSは国立公園の近くを走るコースだが、2輪がスタートする頃には雨が降り始め、やがて雨足が強まり豪雨に。コースコンディションは一気に悪化し、主催者はSSを途中で中断する決定を下しラリーはやや唐突に競技を終了することになった。

 アクシデントにより前日のレグ6を最後まで走りきることができなかったアウトランダーPHEVのグレニーは、完全に修復されたマシンで快調にレグ7のファイナルステージを走行していたが、途中でステージが中断されたためマーシャルの指示に従いコースをショートカットして最終SSを終えた。その時点でSSのタイムは4輪クラス2番手。オフィシャルリザルトに、プラグインハイブリッド車によるSSセカンドベストが記録された。

「大雨で路面がマディになりかなり滑りやすいコースだったが、モーターならではの素早いトルクの立ち上がりで十分なトラクションンを感じながら走ることができた。PHEVがクロスカントリーラリーでも有効に機能することを確認できた、とても収穫の多いラリーだったよ」と、スタート前の目標だった完走を実現したグレニー。アウトランダーPHEVは8月のアジアクロスカントリーラリー、そして今回のオーストラリアン・サファリと2戦連続でオフロードラリー完走を果たし、悪路走破性と信頼性の高さを証明したといえる。

 オーストラリアン・サファリは、財政的な問題で今回が最後の開催となる可能性が高い。以前、西海岸開催のWRCオーストラリアを主催していたオーガナイザーのイベント実施能力は非常に高く、ハイレベルで魅力のあるラリーだった。今後西オーストラリアでの開催は難しいようだが、他のエリアで再びオーストラリアン・サファリが開催されることを願いたい。

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