アウディのドイツツーリングカー選手権(DTM)プロジェクトを率いるディーター・ガスは、2016年のDTMに「より変化をつける」べく、協議していることを明かした。

 DTMは昨年、大幅にレースフォーマットを変更。土曜日、日曜日それぞれに20分間の予選を行い、決勝レースは土曜日が40分+1周、日曜日が60分+1周(タイヤ交換義務あり)という形で行われた。このフォーマット変更に加え、従来からのパフォーマンスウエイトも機能した結果、シリーズに参戦した24名のドライバーのうち、14人のドライバーがポールポジションを獲得し、13名のウィナーが誕生している。

 しかし、関係者からは特に予選フォーマットに対する不満の声が挙がっており、先月上旬にはメルセデスのドライバー、ゲイリー・パフェット、ポール・ディ・レスタ、ロバート・ウィッケンスの3名がスポーツレギュレーションの見直しを求めると表明していた。

 ガスは、これらの意見を踏まえて議論を進めているとし、「シリーズにバラエティをもたらすと同時に、ワークスのマシンが列をなして妨害する“フォーメーションブロック”をなくすために、作業を進めている」とコメントしている。

「マシンの速さは大きく向上はしないものの、パフォーマンスウエイトがより重要な要素となり、DRSがオーバーテイクでより強力な力を発揮するようになるはずだ」

 英AUTOSPORT.comはパフォーマンスウエイトに関して、これまで1大会ごとに設定されていた規則が変更され、土曜日のレース1、日曜日のレース2それぞれで変更される形になると報じている。また、DRSに関しても、これまでは前走車と1秒以内にスタート/フィニッシュラインを通過した際、その周に3度使用することができたが、今シーズンは前走車と2秒以内にラインを通過した場合、その周に1度だけ使用できるようになるとしている。

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