FIAの地域ラリー選手権のひとつ、ERCは、来月にハンガリーで開催される第6戦イプルーラリーから、タイヤの使用本数を20本に制限することになった。5月24日にパリで行われたFIAのラリーコミッションで承認された。

 イプルーから1台が使用できるタイヤ本数は最大20本となり、それ以外にシェイクダウンやフリープラクティス、予選などラリー前にイベントが行われる場合は4本が追加される。今季はイプルー以降の7戦でこの措置の効果をモニタリング、必要であれば来季のタイヤ規定で調整を行う。さらに、18インチタイヤに関しては2WDも含め、天候が極めて悪化した以外はハンドカッティングも禁止となる。

 ERCの公式プロモーター、ユーロスポーツイベントのモータースポーツデベロップメントディレクター、フランソワ・リベイロは「これまでのERCのタイヤ規定では、かなりコストが高くついた。今後もタイヤ同士の争いは続けてもらいたいが、チームのことを考えればコスト削減の対策も行わなくてはならない。チームはサービスの度に6本のタイヤを交換するとすれば、250kmのステージに36から42本のタイヤを使っていた訳で、経済面で考えれば非常にナンセンスだ」とコメント。

 使用タイヤの規制については、5月1日付けで追記が行われており、タイヤコンパウンドの選択は2種類から、さらに舗装用18インチのタイヤにも規制が行われている。しかし、ERCに参戦しているピレリと横浜タイヤは、新規定に合致するタイヤ製作期間として10月1日までの猶予が特認を受けている。

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