F1第10戦ハンガリーGPの公式予選でトップ10入りを果たしたドライバーが、予選の戦いを振り返った。

ルイス・ハミルトン 予選=1位
「無線でポールだと言われて、すごくびっくりした。いいラップだったけれど、セバスチャン(・ベッテル)のタイムは(ポールに)十分なものだと思っていたからだ。最高の気分だよ。3戦連続ポールポジョションを取れたわけだしね。トップの位置からスタートできるのは素晴らしいことだけど、当然のことながら、レースでしかポイントは与えられない。ここはオーバーテイクがしづらいサーキットだけれど、1コーナーまで距離があるし、セブとロータスのマシンはすごく速いだろう。僕らのマシンは優れているが、レースはタイヤの使い方にかかっている。その面で改善を図るために努力しているし、昨日のロングランもまずまずだった。この暑さでは厳しいレースになるだろうから、展開を見ていくよ。周りのドライバーたちと本物のレース、真のバトルをしたい。目標は、できるだけたくさんポイントを取ることだ」

セバスチャン・ベッテル 予選=2位
「最終的に自分のラップにとても満足していたけれど、(ポールを取るには)十分じゃなかった。メルセデスの予選の速さは強力だ。今日ルイス(・ハミルトン)は並外れた仕事をした。ニコ(・ロズベルグ)とのギャップを見ればそれが分かる。フェアにそれに対して敬意を表すべきだね。(僕自身の走りに)足りなかったものはそれほどなかった。どちらのラップにもすごく満足していた」

ロメイン・グロージャン 予選=3位
「今のところ好調だね。マシンは一貫して速さを示している。今朝のプラクティスで最速タイムをマークしたのはいい兆候だったし、予選の全セッションを通して、マシンのハンドリングはとてもよかった。ルイス(・ハミルトン)のタイムはすごく速かったけれど、僕らはセバスチャン(・ベッテル)からはそれほど離れていないし、決勝ではタイヤの状況によって何が起きてもおかしくない。明日は何が起こるか分からないよ。戦略やトラフィックといった要素が大きく影響するだろう。すべてをうまくやることができれば、いい結果を出せるチャンスは大きい」

ニコ・ロズベルグ 予選=4位
「今日の僕らの速さは少し驚きだった。今週末は、レースペースを重視したマシンのセッティングにしていたんだ。なのにこの暑さの中でとてもよく機能している。4番グリッドとポールポジションだなんて、チームにとって素晴らしい結果だよ。僕は路面が汚れた側のグリッドだけど、いいスタートをしたいと思っている。僕の予選は完璧にはいかなかった。ブレーキバランス・アジャスターがスタックしたのも影響した。1周にわたって変えることができず、それで少しロスしたんだ。それでも今日はポールを取るのは無理だったよ。明日が楽しみだ。前回のレースより暑いコンディションにうまく適応できているようだから、自信を持っているんだ」

フェルナンド・アロンソ 予選=5位
「シルバーストンとニュルブルクリンクの週末では苦労したから、今日の5番手獲得はいいニュースだ。それに、昨日と比べて状況に改善が見られた。昨日はレースペースに大きな疑問を抱いていた。セットアップを変更し、空力面を修正したおかげで、今日は競争力が向上した。これは純粋なパフォーマンスをよくするためというよりも一貫性を得ることが目的だった。トラクションとターンインが向上したよ。今日の5位はちょっとしたミラクルだ。低速コーナーを備えるこのコースでフェラーリは例年苦労しているからね。
 ここでは全く戦えないのではないかと心配していた。だから夏が終わるころには勝てるクルマを持てるという思いをより一層強くすることができる。スタートには慎重に臨み、いくつか順位を上げることを目指す必要がある。そういった意味で、グリッドのクリーンな側を確保しグリップが比較的いいことは有利に働くだろう。ここは決勝でオーバーテイクをするのは難しい。だからスタート直後に順位を上げることがいつも以上に重要なんだ。特にベッテルがポイント差を拡大するのを阻むためにはね。彼は2番グリッド、僕らは5番グリッドだから、最初のチャンスは1コーナーだ。戦略は極めてオープンだ。全員がこのタイヤでレースをするのが初めてだし、路面温度が高いため、戦略の選択が重要になる。戦略をいつ修正することになってもおかしくない。僕らは常に表彰台を狙っているし、それに向けて戦えると感じている。僕らより上位のライバルたちはとても強力だから、簡単にはいかないだろうけどね」

キミ・ライコネン 予選=6位
「あまり楽な週末とはいえないね。新しいタイヤ、特にフロントが少し変わり、いいセットアップを見つけるのが難しかった。去年のタイヤに似ていて、前回までのものほど強くない。それが僕にとっては理想的ではない。でも少しずついい状態に持っていけて、マシンは予選ではそれ以前よりも間違いなくよくなっていた。6番手は理想的な位置ではないけれど、それより悪かった時もあるし、明日何ができるか見てみるよ。このコースはオーバーテイクをするのが簡単じゃない。でも過去数年を見れば、タイヤをうまく扱えば大幅に順位を上げられるチャンスはあるから、明日に期待しよう」

フェリペ・マッサ 予選=7位
「今日の予選はものすごく難しく、期待した結果が出せなかった。僕もフェルナンドもミスをすることなく限界までプッシュしたけれど、トップのポジションを争うことはできなかった。土曜の予選が相変わらず僕らの弱点であることは十分承知している。僕らは決勝に集中しなければならない。気温の高さがタイヤの挙動、マシン、ドライバー自身に影響するから、楽なレースにはならないだろう。ここではオーバーテイクはほぼ不可能だ。前のクルマがミスをしない限り無理だよ。でも僕のレースペースはいいから、いくつか順位を上げて、重要なポイントを持ち帰れると考えている」

ダニエル・リカルド 予選=8位
「今回もQ3に進出できて嬉しい。僕らは予選になると少しだけ速さを向上させることが多くなっているけれど、理想としては、金曜日から速さを発揮して、トップ10圏内でタイムを徐々によくしていきたいよね。昨夜セッティングの変更をして、それがうまくいったようだ。Q3に進出するために、今日も少しやることがあったけどね。今日の午後はマシンから最大限の力を引き出せたと思う。自分の走りに満足できたし、今の自分の調子についても嬉しく思っている。だけど本番はここからだ。まずはいいスタートを切って、すべてをうまくやりたい。グリッドの汚れた側からスタートすることはそれほど心配していない。グランプリ前にいろいろなサポートレースがあるから、大丈夫だと思うよ」

セルジオ・ペレス 予選=9位
「まず、チームの皆に感謝したい。彼らはFP3とQ1の間で素晴らしい仕事をしてマシンを修復してくれたんだ。かなり大きな事故だったけれど、時間は全く失わずに済んだ。本当に見事な仕事をしてくれて、彼らには感謝している。Q1の序盤はマシンにまだ少し乗りにくさを感じていて、それでQ2を通過するのが精いっぱいだったんだ。だけどQ2でのラップはかなりよかったよ。夜の間にマシンにたくさんの変更を加えたから、レースに向けてこれまでよりもさらにいいクルマに仕上がっているだろうと期待している。僕らのペースを考えるとトップ5に入れないだろうことは分かっていたので、Q3はプライムで走ることにしたんだ。このタイヤ選択によって明日のレースをいい戦略で走れるはずだ。プライムでスタートするマシンの中では僕らが最上位だから、明日に向けては悪くないポジションにつけられたと思うよ」

マーク・ウエーバー 予選=10位
「ものすごく悔しい予選セッションだった。マシンにたくさんのトラブルが出て、いくつかのものが適切に機能せず、それによってラップタイムを大幅に失った。KERSにギヤボックスだ……。ポテンシャルのないマシンで走るのは信じられないようなことだし、ものすごく悔しい。みっともないし、恥ずかしい。このサーキットはグリッドが悪いと相当厳しいんだ。フロントロウに挑戦するべきなのに、10位だなんて最悪だ。だからすごく苛立っている。チームは明日マシンの調子を完全に整えなければならない。レースは長い。物事を正しく機能させる必要がある。明日に向けて問題を解決できることを願っている。それでも本来のリザルトをつかむのは簡単ではないだろう」

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