F1第6戦モナコGPの公式予選でトップ10入りを果たしたドライバーが、予選の戦いを振り返った。

ニコ・ロズベルグ 予選=1位
「自分が育った町でポールポジションを取れるなんて最高の気分だ。シルバーアローでこの通りを走ることは僕にとって大きな意味があることなんだ。今日は序盤雨が降り、とても難しいコンディションだった。でもうまく対処できたよ。去年からずっと頑張ってクルマを改善し、パフォーマンスを向上させてくれたチームの全員に感謝したい。ただし、これまでずっとレースペースが僕らの弱点だったことは分かっている。ポールポジションからスタートできることになり嬉しいが、バルセロナでは僕らは決勝でとても苦労し、ウイナーから70秒後れでフィニッシュした。改善してきているけれど、タイヤを理解し、その力を最大限に引き出すのは簡単じゃない。一歩一歩前進しているが、まだたくさんのクエスチョンマークが残っている。明日は苦労するだろう。僕らは決勝で弱いからね。バルセロナよりはうまくやれるよう願っているけれど、それでもまだ弱点なのは確かだ。でも予想しているよりうまくいく可能性もあるから、状況を見ていくよ。スタートが重要になる。1コーナーをトップで通過しなければならない。ポールシッターだから僕にはアドバンテージがある。その後は状況を見ていくしかない。戦略を含めて誰が最速なのかをね」

ルイス・ハミルトン 予選=2位
「ニコとチームにお祝いを言うよ。すべての面でいい仕事をしたね。僕は今週末ずっと苦労している。マシンに苦しんでいるんだ。2005年にモナコを走って以来、こんな経験をしたのは初めてだ。これまでは毎年うまくやってきた。問題を抱えたことはなかった。ここで走り、チームのためにフロントロウを確保できてとても嬉しく思っている。ここまでのプラクティスセッションの状態を考えると大きな進歩だ。今週末はマシンの感触が100パーセント快適といえる状態ではない。でも明日はいいレースができると確信しているし、チームのために最善の結果を出すことを目指す」

セバスチャン・ベッテル 予選=3位
「Q3のフライングラップには少しがっかりした。少しずつあちこちでプッシュしすぎたと思う。ラップの序盤は悪くなかったけれど、素晴らしくもなかった。今から思えば、Q3序盤にフライングラップを1周でなく2周走るべきだった。でも決めたのは自分だ。最初のラップでタイヤがうまく機能すると思ったんだ。今週末はずっと苦しんできたけれど、最終的に激しい戦いになった。今日はポールを取ることが可能だったと思うが結果は3位だった。でもレースは長く、多くの周回を走ることになる。オーバーテイクは難しい。メルセデスが苦しむことを期待してはいるが、それに頼ることはできない。明日はタイヤの摩耗が大きなファクターになるけれど、まずは自分たちのレースをうまくやる必要がある。何が起こるかを見て、正しい判断をする。明日の目標は勝つことだ。木曜の時点では僕らのパフォーマンスはあまりよくなかったが、今日はかなり満足できるようになった。木曜には2列目までに近付くことはできないように思えた。だからこの結果を喜んでいるし、明日に自信を感じている」

マーク・ウエーバー 予選=4位
「この結果にはとても満足だ。こういうコンディションで混乱したセッションになると、簡単に後方に落ちてしまう可能性があるからね。でも僕らは難しいセクションすべてを切り抜け、きちんとした仕事をやってのけた。後からタイムを見ると、違った結果を出せたかもしれないと思うものだけれど、その時点で正しいと思う決断を下さなければならないのだし、全体的に悪くなかったと思う。コンディションは変わりやすく、タイヤも難しい。ここで2列目からスタートできるというのは悪くないよ。長いレースになり、さまざまな戦略が考えられる。ここから何ができるか考えていく」

キミ・ライコネン 予選=5位
「天候の関係で難しい一日だった。でもドライバー全員同じ条件だからね。モナコでの予選はトラフィックやバリアの問題で決して楽とはいえないし、ウエットだととても滑るからドライコンディションの方が望ましいんだ。Q3に進出できて嬉しい。5位というのは可能なほぼ最大限の結果だった。ひとつ上のマシンとの差はコンマ7秒離れているからね。決勝でどこまでやれるか分からない。他のドライバーたちの戦略は知りようがないから、はっきり予想ができないんだ。でも明日になれば分かるよ」

フェルナンド・アロンソ 予選=6位
「僕らは最善を尽くしたけれど、残念ながら今日は望んでいたようないい展開にはならなかった。木曜の2回のフリープラクティスほどの強さがなかった。この後退を気温が低くなったせいにはできない。誰もが同じコンディションで走っているのだからね。今日はグリップが低下し、ソフトタイヤでは今朝の方が苦労していたと思う。もっとずっと簡単な話で、僕らは単にこの特殊なサーキットにマシンを合わせることができなかったのだ。このコースは他とは全く違う。明日は難しいレースになるだろう。優勝を争うのにベストな予選ポジションを確保できたとは言えないからね。F1では何事も不可能とは言い切れない。それでも僕らが明日優勝争いをする可能性は極めて低いだろう。僕らは通常は決勝での方がよくなるけれど、ここは状況が違う。オーバーテイクがほぼ不可能だからだ。でもレースでは何が起きてもおかしくないから、序盤、集団の中で身動きとれないような状態にならないよう、慎重にいかなければならない。幸いトップにいるのはメルセデスであり、タイトル争いで直近のライバルたちはそれほど遠い場所にはいない。(優勝以外の)ふたつめの目標は選手権争いのライバル、つまり、キミ(・ライコネン)とセバスチャン(・ベッテル)より前でフィニッシュすることだ。それは可能だと思う。キミは僕の隣のグリッドだしベッテルはひとつ前の列につけている。ふたりを抜いて、ポイント差を広げられるのを食い止められることを願おう。フェリペ(・マッサ)のことは残念だよ。チームはできる限りのことをしたけれど、(クラッシュしたマシンの修復が)予選に間に合わず、彼は走れなかった。モナコではグリッド後方からスタートするとレースがより一層難しくなる。どれだけ大変か、僕はよく知っている。でも彼がうまくやり、ふたりでできるだけ多くのポイントを持ち帰れるよう願っている」

セルジオ・ペレス 予選=7位
「すごくいいラップを走れたと思ってフィニッシュラインを越えて、7番手どまりだと知ったときの気持ちは素晴らしく良いものではないね。それでも今日僕はとても強力なパフォーマンスを発揮することができたし、マシンのポテンシャルを最大限に生かせたと思っている。パフォーマンスの面ではまだ期待どおりの状態ではないから、攻め続けないといけない。だけどチームは今週末ここまで素晴らしい仕事をしてくれているし、明日もこの勢いを保ってポイント獲得ができるといいね。モナコの日曜日はどんなことが起きてもおかしくないんだ」

エイドリアン・スーティル 予選=8位
「今日は路面がウエットとドライの半々で、とても難しいコンディションだった。これから乾いていくのか、さらに雨が降るのか全然分からなかったから、正しいタイミングで正しいタイヤを装着していることが重要だったんだ。チームはタイヤ選択で素晴らしい仕事をし、正しい決定をしてくれたよ。午前中の事故のあと、予選に間に合うようにマシンを修理してくれた僕のスタッフたちにもお礼を言う必要があるね。明日は順位を上げるために攻めていく。表彰台が僕の目標だ。前には7台のマシンがいるけれど、いい戦略で走ればどんなことだって可能になる。集中して、このチャンスを最大限に生かさないとね」

ジェンソン・バトン 予選=9位
「マシンに問題が発生し、パワーが全然得られず、それで速いタイムを出せなかった。Q2の終盤にも問題の兆候があった。この問題を除けば、僕にとっては素晴らしい予選になりそうだっただけに残念だよ。正しいタイミングで正しいタイヤを選ぶという意味で僕らはいい仕事をしたと思うし、ペースはよかった。でも最終的に問題が発生したのでは、それもあまり役に立たない。結局9位どまりだ。僕らにとって自分たち自身が最大の敵になったと思う。今週末はすべてを完璧にやってきて、クルマをうまく機能させられるようになった。でもQ3で(フュエルポンプの)トラブルが出たんだ。トップ5に入るのと9位では状況が大きく違ってくる。決勝に関して自分自身の戦略やアイデアを持ち、それを実行したくても、チームメイトが前にいたらそれはできない。だから明日は難しい午後になるだろう」

ジャン-エリック・ベルニュ 予選=10位
「最後まで雨だったらもっとよかったけれど、今シーズン初めてQ3で走ることができ、とてもいい気分だ。ドライでもいいラップを走れはしたけれど、最後のラップはタイムの更新が不可能だったから中断した。マシンをさらに改善させ、自分たちがいるべき位置に来ることができた。僕らはレースごとに進歩しているということだよ。明日のレースコンディションでは、予選よりいいパフォーマンスが発揮できるはずだから、天候がどうであれいい結果を期待している。このコースでは何が起きてもおかしくないので、明日は間違いなくポイントを狙えるよ。Q3に進出できてよかったけれど予選ではポイントが得られないから、明日は集中して力強いパフォーマンスを発揮しなければならないね」

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