2014年F1にシーズン中テストを復活させるという案が出ているものの、それを実現するのは簡単なことではないと、マクラーレンのマネジングディレクター、ジョナサン・ニールが語った。
今週バルセロナで行われるF1スポーティング・ワーキンググループの会合で、来年のテストプランについて検討が行われる予定となっている。テクニカルレギュレーションが大幅に変わる2014年に向け、プレシーズンテストをいつどこで行うのかというのが主な議題であり、シーズン中のテストを開催する可能性についても話し合われるものとみられている。
2012年のF1でシーズン中テストが復活したが、今季は再び廃止された。
ニールは、シーズン中テストの開催は、コスト削減の流れに逆らった動きであり、年間20戦前後が開催されるスケジュールの中、チームスタッフの負担がさらに大きくなる可能性があると危惧している。
「(シーズン中の)サーキットテストの再導入をするのであれば、極めて慎重に検討する必要がある」とニールはボーダフォン・マクラーレン・メルセデスのインタビューイベントにおいて語った。
「このビジネスの一部に大きな負担がかかるだろうからだ」
「シーズン中に9日か12日のテストを行うとなれば、テストチームのようなものを再び作る必要がでてくるだろう。それは、我々がこれまでF1でコスト削減に努めてきたすべての取り組みに反する動きになる」
「私は非常に慎重に考えている。ロス・ブラウンは、毎戦移動しなければならないスタッフのことを考慮しなければならないという、理にかなった発言をしている」
F1ではここ数年、コスト削減のための取り組みがなされ、2009年にはその一環としてテストの機会が大幅に縮小された。
ニールは、今のF1ではシーズン中のテストは必ずしも必要ではないと述べている。
「(サーキット走行テストを)削減し、シミュレーション、リグ、モデル、ダイナモへの依存度が高まった。だがそれでF1の信頼性が低下したとは思わない」
「何があっても、信頼性は向上し続けている」
