F1第10戦ドイツGP予選でトップ10入りを果たしたドライバーが、予選の戦いを次のように振り返った。

予選1位 フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)
フェルナンド・アロンソ 予選=1位
 すごく嬉しいよ! こういうコンディションでの予選では、クリーンラップを1周うまくまとめるのがすごく難しいし、簡単に芝やグラベルや、もしかするとウォールに突っ込んでセッションを終える事態になりかねないんだ。生き残るための戦いだった。何よりもまず、最後まで残って、自分の最終的な位置を確認しなければならないからね。その結果、無線で「君がポールだ」と言われたら、心から満足できる。自分のやれることをすべてやり切ったと思えるからね。マシンはどのコンディションでも好調だった。つまりドライになろうとウエットになろうと、何が起こっても僕らは戦えるということだから心強いよ。Q2ではセッションが開始するとすぐにコースに出て行った。雨が激しくなると分かっていたから、最初のラップでタイムを出したかったんだ。終盤にエクストリームタイヤを履いて走ったのは、Q3がどうこうコンディションになるのか、少なくともだいたいのところを知りたかったからだ。Q3はアクアプレーニングがひどくて問題のあるコンディションだった。KERSが使えず、ストレートでも7速を使えないほどだった。これほどの極限状態でポールを獲れたなんて、本当に嬉しいし満足だよ! 明日は、トップチームは皆ほぼ同じ戦略を採ってくると思う。ただし柔軟な対応ができるようなものになるだろうね。選手権に関して言うと、ハミルトンとウエーバーというふたりの強力なライバルが4列目からのスタートという状況に不満は言えないね。だけど状況があっという間に変わりうることは分かっている。スタートは重要だけど、67周あるわけだから、スタートで決まるわけじゃない。ドイツでスペイン人がイタリアのマシンでポールを獲ったことについて? 政治的なことを言うつもりはないけど、確かに面白い組み合わせだね!

予選2位 セバスチャン・ベッテル(レッドブル)
 路面状態がベストだったのはセッション終盤で、その時に僕らはベストタイムを出した。こういう状況ではコース上にできた川のせいでマシンのコントロールを失いやすく、とても難しい。あるラップの最後でマークに追いついてしまってタイムを失った。でもこのコンディションではミラーで何も見えなくてすごく難しいんだ。今日はポールが獲れるだけのペースを持っていたと思うから、フェルナンド(・アロンソ)がどんな戦略を採っていたのかを調べる必要がある。だけど天候がこうでは運に頼る部分が多くなるし、僕らは幸運にもマシンを失わずに済んで良かった。明日はフロントロウからのスタートだ。今僕らは一貫して力を発揮しているから、それが鍵になる。

予選3位 マーク・ウエーバー(レッドブル)
 難しかったし、不安定な路面コンディションだった。5番手降格のペナルティがあると分かっているときには失敗しやすいものだけど、今日はかなり上位で終えられたからとても満足している。いくつかいいラップを走れたし、良い結果を出せた。フェルナンド(・アロンソ)はピットに戻って新品タイヤに履き換えた。僕らにも同じことができたかもしれないが、それは“たられば”だよね。僕らは3番手を得られたのだし、それはペナルティを考慮しても良い結果だ。レースで順位を上げていけることを期待している。8番手からなら多くのことができる。このマシンがどんなコンディションでも強さを発揮できることは証明済みだし、ポジションを上げることを狙っていくよ。

予選4位 ミハエル・シューマッハー(メルセデス)
 ドイツGPをいい形でスタートできるね。5番グリッドから7番グリッドあたりになると予想していたから、予選4位で(ウエーバーの降格により)3番グリッドスタートというのは思ったよりよかった。もちろんグランドスタンドに来ているメルセデスの同僚たちのことを思うと特に嬉しい。彼らは1年を通して僕らを応援してくれているから、何かお返しをしたいと思っていた。とにかくこの結果には満足できる。最後に新しいタイヤセットに交換すればもっとよかったかもしれないけど、今日はこれより大幅にいい結果が出せたとは思わない。これからは完全に明日のレースに気持ちを集中させる。明日はドライになるようだ。シルバーストンの時より僕らは強いはずだよ。

予選5位 ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)
 すごく興奮しているよ。予選でうまくやるのはいつだって特別なことだけど、それがホームレースならなおさらだ。スリックもインターミディエイトもウエットも使い、いろんな要素が含まれた予選だった。最も難しいコンディションだったのはQ3だったと思う。アウトラップ中にアクアプレーニングを起こしてグラベルにはみだしてしまったんだ。幸い走り続けられたけれど、路面にはグリップがほとんどなかった。上位からスタートするなら、もちろん上位でフィニッシュしたい。力強いレースができるといいな。明日はたぶんドライになるし、僕の後ろにはたくさんの速いマシンが控えているから、戦略をうまく機能させられるよう注意深く考える必要があるね。

予選6位 パストール・マルドナド(ロータス)
 今日の天候はグリップレベルがセッションごとにころころと変わって、本当に難しいコンディションだった。Q1とQ2では良いバランスを得られていたが、雨が降り始めてからグリップをかなり失って、前2列を狙うのが難しくなってしまった。ただし全体として見ればこの予選結果をとても嬉しく思っている。明日は天気が少し良くなるようだし、僕らのマシンに合うコンディションになるはずだよ。

予選7位 ジェンソン・バトン(マクラーレン)
 今日はタイヤを機能させるのに苦労した。タイヤに熱を入れられないと、冷えすぎていて限界がどこにあるのかが分からないし、ロックしてしまうからブレーキも踏めないんだ。これはここ数戦僕らが抱えている問題で、改善の必要があるエリアだ。ただ、ドライの走行だと、とても良いペースで走れる。ウエットコンディションでタイヤを機能させるのに苦労するだけなんだ。この問題に僕らふたりとも苦しんでいるし、僕らの仕事がとても難しくなるから、タイヤの温度に関する問題を解決しなければならない。でもマシンがドライでは速そうだというのは前向きな要素だし、今週末のアップデートパッケージで一歩前進できたのはよかった。チームの皆が自分たちの努力の結果を誇りに思うべきだよ。それがきちんと機能しているということだけでなく、予定より早い今週末に間に合わせたという点においてもね。今日は厳しかったけど、明日は良いレースができるといいね。

予選8位 ルイス・ハミルトン(マクラーレン)
 最終的な予選結果を少し残念に思っている。Q1、Q2共に僕らは良さそうだったから、Q3終盤にかけて路面が少し乾いていく中で、ライバルたちの方がなぜ速くなっていったのかが分からない。それでも僕らは明日に向けて良いポジションにつけている。最高の位置からのスタートではないが、僕らのマシンはドライでの方が間違いなく良いんだ。明日の予報はドライだし、絶対に良いレースができると思っているよ。日曜日は後ろから皆を倒しに行く。ホッケンハイムの素晴らしいところは、バックストレートのDRSゾーンがとても大きいこと。だからジェンソン(・バトン)と僕はたくさんのオーバーテイクをしてみせるよ!

予選9位 ポール・ディ・レスタ(フォース・インディア)
 とても難しい予選だった。バックストレートには大きな水たまりが2、3個できていて何度もアクアプレーニングが起き、誰もがこの雨には苦労させられた。Q3終盤の最後の走行に向けて準備をしていたのに、トラフィックに足を引っ張られ、肝心な時に1周をまとめ上げることができなかった。それでもトップ10に入れたから満足はしているけど、もう少し上を望んでしまうのが常だよね。明日はドライになると思うので、ドライでのフィーリングを掴むために、午前中の最後の練習走行でたくさん走っておくことが重要だった。明日ポイントを目指す上で間違いなく良い位置につけているし、レースで戦って順位を上げていく準備はできているよ。

予選10位 キミ・ライコネン(ロータス)
 今日はどういうわけかウエットで速さがなかった。理由を調べる必要がある。タイヤのグリップを全く得ることができず、Q3の途中でウエットの新品セットに換えてもダメだった。ドライではこのマシンはとてもいいし、決勝ではだいたい強力な速さを発揮する。明日ドライになることを期待し、何が起こるか見ていこう。

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