F1第11戦ベルギーGPの予選でトップ10に入ったドライバーが、予選の戦いを振り返った。

ルイス・ハミルトン 予選=1位
「4戦連続ポールなんて、最高の気分だよ! Q3終盤、チームは完璧なタイミングで送り出してくれて、そのおかげでコース上で最適なポジションにいられることができた。ドライコンディションだったらポールは取れなかっただろう。レッドブルはとりわけ速かったし、フェラーリもドライコンディションではとても速そうだった。僕らが今日彼らと同じぐらいの速さを持っていたとは言い切れない。ラインを越えた時、すごくびっくりした。そのラップをスタートした時点では7位か8位だったから、『困ったぞ』と思ったんだ。また雨が降ってきたしね。ターン1でワイドになり、表示を見たらどんどん遅れているのが分かった。でもプッシュし続けたら、セブ(ベッテル)に追いついてきているのが分かった。すごくラッキーだったと思う。レッドブルの方がパフォーマンスは僕らより少し上だと思うから、余計に嬉しい。でもどんなコンディションであろうと僕らはプッシュできると思っている。僕は不安定なコンディションで走るのが好きなんだ。難しいコンディションの時に限界を見つけることができる」

セバスチャン・ベッテル 予選=2位
「Q3での最初のラップはインターミディエイトタイヤが適しているのかどうか分からなかった。今日は自分たちの状況を知るのが難しかった。最初はスリックで行ったら、雨が激しく降り出して、すごく面白い状況になった。インターミディエイトに換えたけれど、その後何が起こるのか分からなかった。さらに雨が降りそうだったから、皆急いで1周走ったが、その後、雨はやみ、路面が急激に乾いていった。だから最後のラップが最速ということになったんだ。自分がどこまで速く走れるか判断しづらかったが、ルイス(・ハミルトン)が追いついてきているのを知って、もっと速く走ろうと思った。でもラインを越えるころにはすごく接近していたね。こういうコンディションでは何が起きてもおかしくない。今日はハッピーだよ。チームの皆はスリックからインターミディエイトに換える際にいい仕事をしてくれて、そのおかげで最後の1周を走れた。チームにとっていい一日だった」

マーク・ウエーバー 予選=3位
「あらゆることに関して正しい判断をしなければならず、難しいセッションだった。でも最終的にうまくやれたと思う。こういうコンディションでは間抜けに見えるようなことをしてしまいがちだ。でも僕らは最終的にはほとんどのことをとてもうまくやれた。セッションの中でDRSを使えたり使えなかったりして、少し変な感じだった。でも皆が同じ条件だ。タイヤをセーブするために最後から2周目はあまりプッシュしなかった。あれは度胸が必要だったよ。その時点では、最終ラップで路面が改善するかどうか分からなかったんだ。でも最終的にうまくいった。明日のレースに向けて上位グリッドをつかめて満足している」

ニコ・ロズベルグ 予選=4位
「とても難しい予選だった。今日は残念ながら僕には運がなかった。チェッカーフラッグを受けた時点では僕が最速だったけれど、路面が改善してどんどんいいタイムが出るようになっていき、1周余計に走れたドライバーたちが最終的にトップ3を占めたんだ。だから僕としては4番グリッドで満足すべきだね。今週末、マシンはどのコンディションでもすごくいいから、明日の決勝では強力なパフォーマンスを見せられると期待している」

ポール・ディ・レスタ 予選=5位
「5番グリッドは素晴らしい結果だよ。Q3が始まってすぐにインターミディエイトで出て行きたいと思った。他の皆がドライを選択している中での勇気ある決断で、チームも許可してくれたんだ。これがグリッドで前に出るための最高のチャンスだと分かっていたし、報われたね。雨の中で僕らより速いマシンはほんの数台だったが、雨が少し早くやんだせいでセッション終盤で彼らに前に出られてしまい、残念だった。天候次第だったけど、ポールポジションの可能性は少し考えた。度胸のある決断だった。それを下したのは僕自身だった。チームは皆と同じく(最初に)スリックで行きたいと言ったけれど、僕はこう言ったんだ。『だめだ、別のことをしよう。映像を見てごらんよ。皆、傘を開き始めている』ってね。コースに出たら、セクター1では、リスキーだったかもしれないと思ったけれど、セクター3にたどり着いた時点で、僕らは最大のチャンスをつかんだと知った。重要なのは僕らが明日に向けていいポジションにいるこということだし、戦う準備はできている。ただ、(決勝でさらにポジションを上げるというのは)現実的ではないと思う。このポジションを維持し、できるだけ順位を落とさないことを考える方が現実的だ」

ジェンソン・バトン 予選=6位
「僕らに実力に見合ったポジションであり、運で得たものではない。6番手はいい結果だ。マシンの速さを表している。今週末はマシンを理解するのが簡単ではなかったが、僕らの競争力はまずまずだし、ドライではそれなりの速さがある。だから明日もそうなのであればドライになってほしいね。ドライなら表彰台か可能だ。簡単ではないだろうけど、ウエットになるよりは困難ではない。6番手はいい結果だが、ここで望んでいた位置には届かなかった。その不足分は空力的な効率の問題からくるものではないかと疑っているんだ。モンツァの前にこの部分をじっくり分析しなければならないね。スパの話に戻すと、Q3終盤での走行のタイミングは完璧ではなく、そのためにトップ3のドライバーたちに僕らより速いタイムを出されてしまった。それでもトップ6にイギリスのドライバーが3人いるのは素晴らしいことだよ。明日が楽しみだ。予報どおり、雨になったり不安定な天候なら、上位勢にとって難しい状況になる。僕らは持っているインターすべてを使ってしまったからね。とにかく何が起こるか、様子見だね。エキサイティングなレースになるはずだよ」

ロメイン・グロージャン 予選=7位
「天候が不安定で、難しい予選だった。トップ10に入れたのはよかったけれど、望んでいたポジションはつかめなかった。路面がどういうコンディションかを知り、正しいタイミングで正しい決断を下し、天候に応じて速さを調整しなければならず、本当に難しかった。予選終盤は、正しいタイミングでコース上を走っていなければならなかった。なぜドライではキミの方が少し速いのか、ウエットでどこを改善できるのか、どういう戦略の選択肢があるのか、といったことを、これからエンジニアたちと一緒に分析するつもりだ。明日のレースではベストを尽くすよ」

キミ・ライコネン 予選=8位
「ドライなら僕らはとても速いと思うし、Q1のウエットの時でも悪くなかった。ただQ3では走るタイミングに関して不運だったと思う。あと1周走れていたら、もっと上のグリッドを確保できた。最終コーナーを立ち上がった時、ライトが赤になるのが見えた。だから(あと1周走るのに)足りなかったのは最大でも5秒だった。雨が降り出したらどうしようもない。うまくやれるかどうかで、今回僕らはうまくやれなかった。速さがあったのに残念だ。Q2では最速だったし、ドライコンディションなら上位を争える。もっと下位のグリッドからいい結果を出したこともあるし、ここでは速さがあればオーバーテイクが可能だ。だから不可能なことは何もない」

フェルナンド・アロンソ 予選=9位
「9位と10位という結果に終わったときには、当然何かがうまくいかなかったのだ。事態を把握するにはデータを分析するしかない。マシンの競争力はここ数戦より高かった。それは一部にはここに持ち込んだアップデートの効果による。問題を抱えていたことが明らかだった7月半ばから、僕らはこのアップデートに取り組んできた。僕らは不運だった。Q3に現れた雲がセッション終了直前になくならなければ、その時一番後ろで走っていたドライバーたちがタイムを更新することはできなかった。僕はQ3の最初のラップでスピンを喫し、そのミスが響いた。ただ次のラップではその同じ場所のターン14の時点ですでに3秒上回るタイムを出した。コンディションに阻まれた。Q1のウエットコンディションでは僕らがトップだったし、ドライコンディションとなったQ2では2位だった。だからマシンのポテンシャルはあったと思う。Q3で何台かが最後に1周多く走ったが、その時に雨が完全にやんでいたから、彼らは少しラッキーだった。それによってポジションを3つか4つ上げられたと思う。僕らはポール争いはできなかったかもしれないが、4位、5位、6位あたりにつけられる状態だったと考えている。日曜の目標は優勝することだ。可能だと思う。ここでは何が起きてもおかしくない。スパでは、特に予測できない天候の影響で、常に挽回の大きな可能性がある。僕らはレースに向けてポジティブに考える必要がある。ウエットでもドライでもマシンのパフォーマンスはいいと思うからね。前のクルマを抜ければ、速さを発揮できる。でも問題は何台か抜かなければならないことだ。どうすればうまくやれるか考えなければならない。ただ、雨は大きな未知の要素だ。今週末ここまで、コース全体がウエットの状態で走ってはいないからね」

フェリペ・マッサ 予選=10位
「この予選結果にはすごくがっかりしている。天候がとても不安定なときには正しいタイミングで正しい判断をするのがどれだけ難しいか、十分分かっているけどね。Q3の最初の走行でミディアムを履いたが、その時、雨が降ってきた。僕にはふたつの選択肢があった。ピットに戻って給油して新しいインターミディエイトに換えるか、タイヤ交換だけにするかだ。僕は後者を選び、路面状態が一番いい時に走ることによる恩恵を期待していた。いいタイムを出すために1周しか残されていなかった。でも残念ながらこの選択は報われなかった。その後雨が上がり、セッション終盤に他のマシンがもっといい路面コンディションで走れたからだ。本当に悔しい。マシンは週末を通して高い競争力があったのに、今日は運に恵まれなかった。でも、明日いいポジションからスタートできなくても、レースは長いし、何が起きるか分からない。僕のペースはいいから、オーバーテイクを重ねて、たくさんのポイントを持ち帰りたい」

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