ドイツの放送局が、今年、真のHD映像でF1放送を行うことを発表した。これは、バーニー・エクレストンがF1放送にHD映像を使用することを決定したことを示すものとして、注目を集めている。
昨年行われたファンのアンケートにおいて、フルHDへの移行への希望が強いことが明らかになり、エクレストンがいつこれを承認するのか注目された。彼は以前は早くても2012年からだと述べていたが、昨年9月には「HDへの移行を考えている。おそらくは来年になるだろう」とBBCに対して述べていた。
今のところエクレストンから公式な発表はなされていないものの、Sky GermanyのCEO、ブライアン・サリバンは、11日、「F1を真のHDで放送することは、ドイツ、オーストリア、スイスの何百万人ものレースファンが強く望んできたことである」とコメントし、2011年シーズンの放送を真のHDで行うと示唆した。
F1公式映像がフルHDでなければSky GermanyのフルHD放送は不可能であり、今回の発表は、フォーミュラワン・マネージメントから決定の連絡がきたことを示している。
すでに各国でF1がHDで放送されているが、これは標準画質映像の画質を改善したものである。