F1第5戦スペインGPの予選でトップ10入りを果たしたドライバーが、予選の戦いを次のように振り返った。
ニコ・ロズベルグ 予選=1位
これほど速いタイムを出すことができて驚いた。すごくいい予選だったし、いいラップを走れた。とても満足している。またポールを取れて最高の気分だよ。今週末は今のところすごく好調だ。僕らチームは協力し合って向上し、問題を乗り越えていっている。素晴らしいことだと思う。ファクトリーや自宅でスタッフ全員が予選を見ていたはずだ。皆すごく喜んでいるだろう。でもまだ仕事を半分しか成し遂げていないことは分かっている。バーレーンで起きたことがそれを示している。あれは辛い思い出だ。僕らは懸命にレースペースの向上に努めてきたけれど、このコースはタイヤに厳しく、特にグレイニングが起きやすい。だから明日は大きなチャレンジに立ち向かうことになるだろう。ポールポジションからのスタートというチャンスを最大限に生かし、チームにとっていい結果をつかむことが明日の目標だ。
ルイス・ハミルトン 予選=2位
チームの皆は本当によくやってくれた。今日予選で1-2を獲得することができてすごく嬉しい。これほど上位を確保できたのは大きなボーナスと言えるし、それはこのマシンを改善するためにチームが努力してきたおかげだ。いくら感謝しても、し足りないぐらいだ。もちろんあとひとつ上に行きたかったけれど、ニコ(・ロズベルグ)は今日素晴らしい仕事をし、最高のラップを走った。僕は今週末ずっとマシンバランスに100パーセント満足できてはいないんだ。今日もそうだった。だから今夜チェックして決勝のために何ができるか見てみるよ。明日はデグラデーションを抑えることが僕にとって一番のチャレンジになるだろう。全体的なペースは悪くないからね。明日このポジションを維持するのは簡単ではないと思うけど、ベストを尽くすよ。
セバスチャン・ベッテル 予選=3位
最終セクターの走りにはとても満足できた。今までずっとあそこはあまり得意じゃなかったんだ。でも何年かかけてようやくあの最後の数コーナーのことを少し理解できた。昨日から今朝にかけて、あまり快適に乗れていなかった。特に最終セクターがね。でもクルマを改善することができたから、今はすごく満足だ。予選セッションはとても順調にいった。ライバルたちとは少し違うアプローチを採った。オプションタイヤのみを使ったんだ。それが決勝でプラスに働くかどうかは、明日分かるだろう。面白いレースになりそうだ。タイヤのデグラデーションが大きなファクターになるだろう。比較的上位からスタートできて嬉しいし、明日何ができるか見てみよう。
キミ・ライコネン 予選=4位
これが今日僕らに可能な最大限の結果といっていいと思う。最速ラップの時にはミスは全くなく、クルマの力をすべて引き出せた。完璧なラップだったとは言わないが、完璧な1周を走っていても、これより上の順位を取ることはできなかったと思う。メルセデスはいつもどおり予選ではとても速い。でもレースでは僕らが挽回できることを期待している。今年、僕らのレースペースは毎戦とてもいいから、表彰台を目指すよ。いいスタートを決めて、その後何が起こるか見ていく。
フェルナンド・アロンソ 予選=5位
土曜午後の予選が僕らの弱点であることはよく知られた事実だ。だから5位というのはほぼ予想していたとおりの位置だよ。レッドブルとメルセデスがかなり強力だろうことは分かっていた。ベッテルとのポイント差を縮めなければならないのは確かだけれど、メルセデスのことはそれほど恐れてはいない。彼らはタイヤのデグラデーションに苦労することが多いからね。チームも僕も明日に向けて楽観的な見通しを持っている。僕らのレースペースはいいし、通常日曜の方がうまくやれるからだ。グリッドはコースのクリーンな側だから、いいスタートを切れることを願っている。このサーキットではスタートでいくつか順位を上げ、レース序盤、あるいは前半にクリーンなラップを重ねる必要があるからだ。ライコネンとの戦いにも備えなければならない。彼はレースでとても速いし、ロータスのマシンはタイヤに優しいからね。今シーズンは毎戦そうだが、正しい戦略を選ぶことがとても重要になる。デグラデーションに関してふたつのタイヤコンパウンドの差は1周に過ぎないんだ。このクルマは1周のペースに関してはライバルたちほど速くないけれど、ロングランは彼らと同じぐらい速いか、もしくは彼らより速い。それが僕らの強みなんだ。明日はすべてのチャンスをうまく生かさなければならない。表彰台、あるいはもっと上を狙っていくよ。(過去、バルセロナではフロントロウ以外のドライバーはほとんど勝っていないが)そろそろその記録を変える時だよ。
フェリペ・マッサ 予選=6位(ペナルティで3グリッド降格)
この結果に満足しているとは言えない。午前中のフリープラクティスで自分が出したタイムからして、もっと上を期待していた。でもサードセクターで少しアンダーステアが出て、それがタイムロスにつながった。それでもクルマはとてもコンペティティブだと思うから、自信は持っている。これから明日のレースに気持ちを集中させる。長いレースになり、何が起こるか分からないからね。Q2でウエーバーとの間に起きたことに関してスチュワードが(3グリッド降格という)決定を下したけど、僕は彼の邪魔をするつもりはなかったし、正直言って彼の予選に影響を与えた覚えもない。ミラーで彼が見えた時、コーナーを抜けてから彼を前に行かせようと思った。とても狭い場所だからそうするしかなかったんだ。それに、あの時、彼のタイヤは使い古された状態だったから、速いラップを走っていたとは思わない。メルセデスの速さには驚かなかったよ。ここでの冬季テストの時点で彼らは速かったし、メルセデスのクルマは予選では常にすごく強力だからね。今回もまた、ライバルたちは土曜朝には控えめなアプローチを見せ、午後になって本当のポテンシャルを発揮したね。
ロメイン・グロージャン 予選=7位(マッサの降格で6番手スタート)
予選を通していい仕事をしてきたが、最後のラップのターン1進入でミスをした。そのためペースを落としてタイヤをセーブした。そうでなければもっといいタイムを出せたと思う。あと1列か2列上に行けたんじゃないかな。クルマにも、金曜から行ってきた作業のすべてにも、とても満足している。かなり接戦になっているから、明日何が起こるか見ていくよ。今週末はコンディションが変わりやすいし、今回もタイヤが重要なファクターになるはずだ。
マーク・ウエーバー 予選=8位(マッサの降格で7番手スタート)
予選は順調だったが、Q3だけがうまくいかなかった。Q3のラップにはがっかりした。最終セクターで大幅にタイムを失ったんだ。いつもは僕はあそこがすごく得意なのに、リヤタイヤに問題が出た。今のF1はすごく接戦だから、すべてをうまくやる必要がある。最終ラップにはがっかりしているけれど、それ以外には満足だ。明日は面白いレースになるよ。
セルジオ・ペレス 予選=9位(マッサの降格で8番手スタート)
この2日間、苦労してきた。フリー走行の間ずっと問題を抱えていたので、Q3進出は素晴らしい結果だし、全く予想していなかったことだ。マシンの力を100パーセント引き出すことができて、とても嬉しく思っている。レースでは自分たちのポテンシャルを最大限に活用するつもりだ。それができれば満足のいくレースになると思う。ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスというチーム全体が、戦い続けることを決意している。ガレージの皆がどれだけ一生懸命仕事をしてきたかを見ているし、MTCの皆も僕らをトップに戻すために働いてくれている。だから今日の結果は、僕をよりいっそう奮い立たせてくれる。彼らの努力が正しいことを証明したい。
ポール・ディ・レスタ 予選=10位
Q3進出という目的を達成できたので、10番手には満足していいと思う。Q3では最大限の力を引き出せたとはいえない。アウトラップの最終セクターをベストの形で走ることができなかったんだ。それでも僕らはレースに向けていい位置にいるよ。ここはタイヤに最も厳しいサーキットのひとつだから、明日はタイヤの摩耗が大きな役割を果たすことになる。願わくばそれが僕らにとってのアドバンテージとなればいいね。いい戦略によって順位を上げられること、ピットレーンで時間がかかりすぎないことを願っている。僕の後ろには新品タイヤを履いたマシンがたくさん控えているから、1コーナーまでの戦いは重要だよ。
