FIAは24日,ワールド・モータースポーツ・カウンシルで合意された内容と2010年のF1エントリーリストを発表した。メーカー系チームは、プライベーターへの援助やコストの削減、商業権への参画を条件に来季以降もF1に参戦することになる。
FIAの発表した内容によれば、これまでF1に参戦している全てのチームが来季以降もF1に参戦する。FOTAがこれまで計画していたような新シリーズは実施されない。また、レギュレーションは2009年4月24日に同意された規則が継続して使用される。
また、今回の合意に対して、チーム側は2年以内に1990年代初頭のレベルまでコストを下げること、メーカーチームは2010年にエントリーする新チームに対し技術的な援助をすること、F1の理事会として継続的にFIA内で役割を果たすことが記されている。
チーム側はまた、2012年までにF1の商業面に関する交渉を再び行い、1998年のコンコルド協定のアップグレード版を支持することが明らかにされている。
さらに、文章の最後にはマックス・モズレーFIA会長が10月の選挙に出馬しないことも明記されている。
2010年F1エントリーリストは以下の通り。6月12日に発表された3つの新チーム、マノー、カンポス、US F1はそのままエントリーされている。