英autosport.comによれば、FIA会長のジャン・トッドが予選107%ルールの導入について賛成の意を示しているという。

 2002年まで実施されていたこの“107%ルール”は、予選ポールポジションタイムの107%を越えるタイムしか出せなかったドライバーは決勝に出走できないというもの。この問題の背景にはバーレーンGP金曜午後のセッションにおけるブルーノ・セナ(HRT)のトップから約11秒落ちというタイムがあるようだ。

 実際にそのセッションを例にとってみると、トップのニコ・ロズベルグ(メルセデスGP)のタイムは1分55秒409。これに107%を適用した場合のタイムは2分03秒487であり、ブルーノの2分06秒968というタイムはアウトとなってしまう。(この日行われたGP2アジアの予選ポールタイムは2分07秒087)

 autosport.comは記事の中でトッドのコメントを次のように伝えている。
「我々は107%ルールの再導入について賛成の意見をもっている。以前、これがなくなったのはレーススタート時の燃料搭載量が変更になったからだ」
「2010年にこのルールを再度導入するには、全チームの同意が必要となる。FIAは、この同意が得られるよう解決策をサポートする用意がある」

 しかしトッドは、こうした意見を表明しながらも早期の実現には慎重な姿勢も崩していない。
「実際にはそうならないと考えている。導入されるのは2011年を待たなければならないだろう」
「現在のような経済危機の時期に、資金を投入し、参戦を果たしたチームには敬意を払わなければならない。今は批判するのではなく、サポートし、協力を行うときだ。そうしたことは、みんなのためでもあるのだ」

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