FIA GT1世界選手権第4戦がポール・リカールで開催され、ビータフォン・マセラッティNo.1(ミハエル・バルテルス/アンドレア・ベルトリーニ組)が予選、予選レース、メインレースをすべて制し、圧勝した。
予選では、ビータフォン・マセラティ1号車(ミハエル・バルテルス/アンドレア・ベルトリーニ組)がポールポジションを獲得。ニッサンGT-R勢の最上位はスモーパワーの23号車(ミハエル・クルム/ピーター・ダンブレック組)は3位だった。
予選レースでは、ポールからスタートしたマセラティ1号車が優勝、ニッサンGT-Rの22号車(ジェイミー・キャンベル-ウォルター/ウォーレン・ヒューズ)が3位に入っている。
メインレースで、マセラティ1号車はスタートで2番グリッドのライター・エンジニアリングの24号車ランボルギーニ・ムルシェラゴ(ピーター・コックス/クリストファー・ハース組)にパスされるが、24号車ランボルギーニはジャンプスタートでペナルティを受けて後退したため、1号車マセラティがトップに返り咲き。
その後方を走るフェニックス・レーシングの13号車シボレー・コルベット(アンドレア・ピッチーニ/マルク・ヘネリッチ)がマセラティ2号車(エンリケ・ベルノルディ/ミゲル・ラモス)と絡み、後者はリタイア、前者はペナルティを受けたたため、楽になった1号車マセラティはそのまま優勝、2位にはニッサンGT-R No.23が入り、3位にはトリプルHの33号車マセラッティ(アルトフリッド・ヘーガー/アレクサンダー・マルガリティス)が続いた。
GT-R勢は22号車が8位、スイス・レーシングの3号車(カール・ベンドリンガー/ヘンリ・モサー)は15位、4号車は(マックス・ニルソン/荒聖治)は23位だった。