レグ3 ボーダー通過~

 8月12日、アジア・クロスカントリー・ラリー2014のレグ3が行われた。タイ・サケオを出発し、カンボジアへ入ってアンコールワットがゴールとなるこのコースに、FLEX SHOW AIKAWA RACINGの1号車(#14)トヨタ・ランドクルーザー・プラドと2号車(#23)トヨタ・FJクルーザーも臨んだ。

 レグ3となる4日目は早朝にオフィシャルホテルとなるサケオ出発。ボーダーエリアとなるポイペットへと向かうルートとなる。エントラントもサービスも、メディアも全てコンボイ移動。ポイペット通過後レグ3のスタートとなる。タイと異なり硬い赤土のコースはよりスピードアベレージが上がり、その分ほんの一瞬のミスが命取りとなる。

 2年前に哀川翔総監督がバトルをした林間~田園コースはシングル、ダブルコーションの穴が無数にある非常にハードな高速コース。点在する村の間を走るので、ギャラリーとなって興奮している村民の飛び出しにも注意が必要になる。同時に車速も100km~120kmから急激な減速が続きと過酷さも極まる。

 KYBとJAOSが共同開発した、スペシャルショックとコイルは無数の穴もスムーズに吸収してくれ、もちろん2台のラリーマシンはアッパーアーム、ロアアームともかなりの補強が入っており車体は頑丈だ。

 前述の通りシングル~ダブルコーション以上の穴が多く、高速かつ低走行指示ゾーンもあり(40キロコーション)、そして走行車線が逆とタイラウンドとはまた違うバトルとなった。しかし、飛び出しそうなギャラリーが危険なためと、走行管理システムとなるGPSが正常に作動しないという障害も発生し、翌日キャンセルとなった。

1号車(14号車)ドライバー:ヒロミ コメント
「本当に危険なコースだった村の子供が飛び出しそうな事が多く本当にハラハラしたよ。他のドライバーも運営にクレームを言ってたみたいだから同じ恐怖を感じていたんだと思うよ」

2号車(23号車)ドライバー:飯島祐一 コメント
「カンボジアに入ってからのコースは開けた道で、スピードが出せたよ。コーナーがタイト目なので急加速と減速の繰り返し。ステアリングと、アクセルワークが重要なコースだったね」

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