IRC第6戦イプルーは地元ベルギーのフレディ・ロイクス(シュコダ・ファビア)が同イベント6度目となる勝利を飾った。2位はシュコダワークスのヤン・コペッキー。3位には期待の若手、ティエリー・ヌービル(プジョー207)が入っている。

 今回がファビア初ドライブとなるロイクスは、SS1〜2こそプジョーのクリス・ミークに先行を許したもののSS3で逆転。SS8でミークが脱落したこともあり、以降は一度もトップを譲ることなくラリーを締めくくった。19ステージのうち9本でトップタイムを奪取、最後は追うコペッキーとの差を見ながら少しクルーズする余裕も見せた。

 今シーズンのIRC5人目のウイナーとなったロイクスは、次のように語る。
「IRCの舞台にもどってこれてうれしいよ。しかもこういった最高のかたちでね。正直、ブランクがあることと、勢いに乗っている若手との勝負に不安な部分もないではなかったけど、勝てるマシンを用意してくれたシュコダとスポンサーには感謝したい」

 スバル・インプレッサで出場した新井敏弘はSS1でコースアウトし、大きく遅れた出だしとなった。幸いマシンにダメージはなくその後も競技を続行したもの、最終日となるデイ2のSS11前にリヤサスペンションのリンクにトラブルが発生。以降の走行は難しいと判断しリタイアとなった。
 また、3台体制でエントリーしたプロトンも初日のSS4でエンジントラブルにより全滅している。

 ポイントスタンディングはシュコダ・ワークスのユホ・ハンニネンが42点でトップを堅持。ヤン・コペッキーが39点で続く格好だ。
 次戦のIRCは7月15〜17日、ポルトガルのアゾレスラリー。

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