8月27日(木)から30日(日)にかけて、パラグアイのエンカルナシオンを拠点に2026年WRC世界ラリー選手権第11戦『ラリー・デル・パラグアイ』が開催される。エントリーリストが発表され、全22本のスペシャルステージ(SS)、合計走行距離358.99kmで争われるグラベルラリーに、ラリー1クラスからラリー4クラスまで合わせて計60台のマシンがエントリーリストに名を連ねた。
最高峰のラリー1クラスには計10台がエントリーし、TOYOTA GAZOO Racingワールドラリーチーム(TGR-WRT)が5台(TGR-WRT2からの1台を含む)、ヒョンデ・シェル・モービスWRTが3台、Mスポーツ・フォードWRTが2台の内訳となっている。
マニュファクチャラーズ選手権で首位を走るトヨタは、エルフィン・エバンス、勝田貴元、オリバー・ソルベルグ、セバスチャン・オジエの4台をTGR-WRTから投入する。ドライバーズ選手権でも上位に食い込むサミ・パヤリは、TGR-WRT2からの参戦だ。フィンランドで2連勝を飾った勢いをそのまま持ち込み、南米でも選手権争いをリードしたい考えだ。
対するヒョンデ陣営は、ティエリー・ヌービルとアドリアン・フルモーのレギュラー2台に加え、ニュージーランド出身のヘイドン・パッドンがスポット参戦し、ラリー1を3台体制で争う。Mスポーツ・フォードWRTはジョシュ・マッカーリーンとジョン・アームストロングの2台で参戦する。
パラグアイのWRC初開催は2025年のことで、今年が第2回目の開催となる。アルゼンチン国境に近いエンカルナシオンを拠点に、赤土の高速グラベルステージと深い植生の中を抜ける技術的なセクションが混在するのがこの大会の特徴だ。路面は軟らかく高速な区間が多い一方、深い轍や突然の路面変化も予想されており、各チームにとってアダプタビリティが試される1戦となる。
■2026年WRC第11戦ラリー・デル・パラグアイ
ラリー1エントリーリスト
| No. | Team | Car | Driver&Co-Driver | Eligibility |
|---|---|---|---|---|
| 33 | トヨタ・ガズー・レーシングWRT | トヨタGRヤリス・ラリー1 | エルフィン・エバンス スコット・マーティン | M |
| 5 | トヨタ・ガズー・レーシングWRT2 | トヨタGRヤリス・ラリー1 | サミ・パヤリ マルコ・サルミネン | M |
| 18 | トヨタ・ガズー・レーシングWRT | トヨタGRヤリス・ラリー1 | 勝田貴元 アーロン・ジョンストン | |
| 99 | トヨタ・ガズー・レーシングWRT | トヨタGRヤリス・ラリー1 | オリバー・ソルベルグ エリオット・エドモンドソン | M |
| 1 | トヨタ・ガズー・レーシングWRT | トヨタGRヤリス・ラリー1 | セバスチャン・オジエ ヴァンサン・ランデ | M |
| 16 | ヒョンデ・シェル・モービスWRT | ヒョンデi20 Nラリー1 | アドリアン・フルモー アレクサンドル・コリア | M |
| 11 | ヒョンデ・シェル・モービスWRT | ヒョンデi20 Nラリー1 | ティエリー・ヌービル マルティン・ウィダグ | M |
| 20 | ヒョンデ・シェル・モービスWRT | ヒョンデi20 Nラリー1 | ヘイデン・パッドン ジョン・ケナード | M |
| 55 | Mスポーツ・フォードWRT | フォード・プーマ・ラリー1 | ジョシュ・マッカーリーン エオイン・トレイシー | M |
| 95 | Mスポーツ・フォードWRT | フォード・プーマ・ラリー1 | ジョン・アームストロング シェーン・バーン | M |
