8月30日、パラグアイのエンカルナシオンで開催された2026年WRC世界ラリー選手権第11戦『ラリー・デル・パラグアイ』の競技最終日が行われ、TOYOTA GAZOO Racingワールドラリーチーム(TGR-WRT)のサポートチームであるTGR-WRT2のサミ・パヤリ/マルコ・サルミネン組(トヨタGRヤリス・ラリー1)が、エストニア、フィンランドに続く3連勝を飾った。

 マニュファクチャラーズ選手権では、ヒョンデ・シェル・モービスWRTが2位ヘイデン・パッドン、3位アドリアン・フルモーのダブル表彰台で大量ポイントを獲得した。しかしトヨタも4位エルフィン・エバンス、5位オリバー・ソルベルグ(ともにトヨタGRヤリス・ラリー1)が得点を積み上げており、ランキング首位のTGR-WRTは合計554ポイントで2位ヒョンデ(381ポイント)に対して173ポイントのリードを保っている。

 ドライバーズ選手権では、パヤリが今大会の優勝で25ポイントを獲得し、選手権首位エバンスとの差を前戦終了時点の30ポイントから20ポイントへと縮めた。エバンスは216ポイントで首位を堅守しているが、パヤリ(196ポイント)の猛追に警戒が必要な状況だ。日本の勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1)はSS21でのクラッシュによるリタイアでノーポイントに終わり、160ポイントでランキング4位にとどまっている。

 ランキング3位のソルベルグは175ポイント。ヒョンデ勢ではフルモーが149ポイントで5位につけ、今大会で表彰台を獲得してポイントを上積みした。なお、パラグアイに8年ぶりの復帰戦として参戦したパッドンは、総合2位でポイントを獲得し一気にランキング8位(38ポイント)へと浮上している。

 パヤリがエバンスとの差を着実に詰めてタイトル争いが激化するなか、WRC第11戦ラリー・デル・パラグアイ後の各選手権ランキングは以下のとおりだ。

■2026年WRCドライバー選手権ランキング(第11戦終了時点)

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