プジョー207、S2000の開発は順調に進んでいるものの、このマシンをドライブする3人のドライバーにとって、今週末行なわれるラリーアルゼンチンは決してラクなレースにはなりそうにない。
 ちなみに、ラリーアルゼンチンでプジョー207 S2000をドライブするドライバーは、クリス・ミーク、ブルーノ・マガラエス、ダニエル・オリベイラ。

 アルゼンチンで予想される多雨による路面へのダメージや、曇りがちな天気や霧はもちろんだが、エンジニアのベルトランド・バラットはウォータースプラッシュを警戒している。特に土曜日のオープニングは要注意だと言う。

「アルゼンチンのステージは曲がりくねっていて、サスペンションの垂直方向の動きに負担がかかる。つまりクルマに備わっているショックアブソーバーを最大限に利用することが必要となるが、天候次第でクルマのバランスが変わってくることも考慮しなければならない。走行が続けば路面が荒れ、こちらにも対処していかなければならないんだ。チームとして最適なセッティングを臨機応変に見つけていかなければならない。
 そして最重要課題が、たくさんあるウォータースプラッシュに対する準備だ。何をおいてもやっておかなければならないのが、エンジンの電子回路系を水から守ることだ。もちろん完全防水というのは技術的に無理がある。けれどもできることはすべてやらないとね」

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