マクラーレンは、2013年型マシンMP4-28のデザインに関して、保守的なアプローチではなく、大きく前進するポテンシャルを秘めた、野心的なアプローチをとったと、マネジングディレクターのジョナサン・ニールが語った。
マクラーレンは31日、マクラーレン・テクノロジーセンターで、2013年を戦うマシンMP4-28を初披露した。
2012年から2013年シーズンに向けてテクニカルレギュレーションはほとんど変わらないため、デザインを昨年の進化型にするという選択肢があったにもかかわらず、マクラーレンはサスペンションとエキゾーストに関してあえて新たな道を選んだと、ニールは説明した。
「レギュレーションの変化があまりないとき、保守的にいくか、野心的にいくか? 今回の場合、我々は野心的にいくことに決めた」とニール。
「シーズン中盤に停滞するのではなく、それによって開発のポテンシャルはより大きくなると信じている」
マクラーレンは、MP4-28は昨年のマシンを単に改良したものではなく、ノーズ、フロントサスペンション、サイドポッド、リヤボディワークといったいくつかの主要なエリアのデザインを変更したとし、プルロッドフロントサスペンションの採用も明らかにしている。
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