F1第5戦スペインGPの公式予選Q1が行われ、メルセデスのルイス・ハミルトンがトップタイムをマークした。結果は以下の通りとなっている。
20分間のタイムアタックで争われるこのQ1では、全22台から上位16台が予選Q2へと進む。開始時の気温は20度、路面温度は36度を記録した。
上位勢ではじめに動いたのはロータスの2台。セッション開始10分を前にハードタイヤでタイム計測を行うと、まずはキミ・ライコネンがトップ、ロメイン・グロージャンも2番手につける。フェラーリもハードタイヤで続き、フェルナンド・アロンソがトップ、フェリペ・マッサが2番手と並ぶ。
セッション残り5分を切ると、メルセデスとレッドブルがミディアムタイヤでのアタックへ入る。ニコ・ロズベルグ、セバスチャン・ベッテルとトップタイムをマークしていくが、続いたハミルトンが1分21秒728を記録して首位に躍り出る。その後は、このタイムを上回るマシンは現れず、ハミルトンがこのセッションのトップとなった。2番手にはロズベルグ、3番手にはセバスチャン・ベッテルが続いている。
ここで敗退を喫したのは、マルシャ、ケータハムのそれぞれ2台と、ウイリアムズの2台。ウイリアムズは昨シーズン、このサーキットでパストール・マルドナドが初勝利を獲得しているだけに、改めて今季の苦戦ぶりがあらわになる形となった。
