レッドブルのモータースポーツコンサルタント、ヘルムート・マルコは、スペインGPでフェラーリはレース中にレッドブルの戦略を盗聴するための何らかの手段を使ったに違いないと発言した。
マルコはスペインGP決勝後、ドイツのRTLテレビに対し、次のように語ったとYallaF1.comが報じた。
「フェラーリがスパイ行為のようなことをしているのに我々は気付いた」
「我々がマーク(・ウエーバー)を比較的遅くピットに入れると、彼ら(フェラーリ)は合わせてアロンソも入れた。彼らは我々の動きに反応することができたのだ」
レッドブルのチームプリンシパル、クリスチャン・ホーナーは、レース後に次のようにコメントしている。
「マークは不運なことに、レース前半をずっとフェルナンド・アロンソのエキゾーストを見て過ごすことになった。最終的に我々は彼を前に出すためにフェイントをかけたところ、彼ら(フェラーリ)は引っかかった」
レッドブルがドライバーに対してフェイクの指示を出した時にフェラーリが動いたため、マルコは疑念を強めたということだ。
Bild紙はフェラーリはこの件についてコメントしていないと伝えている。