8月22日金曜日、WRC第9戦ドイツが開幕した。今季、目下全勝中のフォルクスワーゲンは、今回のラリーでマニュファクチャラーズチャンピオンを決める可能性が高い。この日行なわれたのは6SS。SS3とSS6はモーゼル河畔のブドウ畑を縫って走るステージとなる。

空は雲に覆われ、肌寒いコンディションのなか、ラリーはスタート。フォルクスワーゲンのセバスチャン・オジエがSS1、2と連続ベストタイムで後続との差を広げにかかる。続くSS3では同じくフォルクスワーゲンのヤリ‐マティ・ラトバラがベストを獲得した。

初日午前中の3SS、51.56kmを終えて、首位オジエと2番手ラトバラの差はわずか1.9秒。しかしオジエと3番手を走るシトロエンのクリス・ミークとの差はすでに24秒にまで開いており、ここ数戦の例に漏れず、フォルクスワーゲンは早くも盤石の1-2体制を築いていた。

午後のステージでもふたりの勢いは止まらず。SS4ではオジエ、SS5ではラトバラとベストを分け合い、リードをさらに強固なものにしていった。しかし、初日最後のSS6で先頭走者のオジエがコースアウト。クルーふたりにケガはないものの、戦線離脱を余儀なくされてしまった。

これで首位に立ったのはラトバラ。総合2番手のミークとは37秒と大きな差が開いている。総合3番手にはヒュンダイのダニ・ソルド、総合4番手にはフォルクスワーゲンのアンドレアス・ミケルセンと続くオーダーだ。

総合2番手ミークから総合8番手のマッズ・オストベルグ(シトロエン)までは、前走者との差が10秒以内と団子状態になっており、まだまだ明日以降の順位変動はありそうだ。

8月23日土曜日は4本のステージを2回ループする8SS、148.30kmという設定。SS10/14には、ラリードイツ最大の難関であるパンツァープラッテ42.51kmが待ち受ける。オープニングとなるSS7のスタートは日本時間の23日土曜日、14時38分の予定となっている。

【デイ1暫定総合順位】
1:J.ラトバラ(フォルクスワーゲン)59:36.8
2:K.ミーク(シトロエン)+37.0
3:D.ソルド(ヒュンダイ)+42.6
4:A.ミケルセン(フォルクスワーゲン)+45.6
5:T.ヌービル(ヒュンダイ)+53.1
6:M.ヒルボネン(フォード)+55.0
7:E.エバンス(フォード)+1:00.1
8:M.オストベルグ(シトロエン)+1:01.9
9:B.ブフィエ(ヒュンダイ)+1:35.6
10:M.プロコップ(フォード)+2:07.1

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