2013年WRC第9戦ラリードイチェラントは、8月22(木)〜25日(日)にかけて、4日間で開催される。今季初のオールターマックイベントだ。

 ベースとなるのはトリアー。ワインの産地として有名なモーゼル河河畔のぶどう畑の間を縫うようなコース、軍事演習場などを用いる。ひとくちにターマックと言っても、アスファルトからコンクリートまで様々な路面があり、インカットによりかき出した泥などで路面の状況は刻一刻と変化。さらに毎年のように雨が降り、予測不可能なイベントとしても知られる。今年は2002年のWRC初開催以来、初めてケルン大聖堂でセレモニアルスタートを実施する。

 ラリーは22日(木)夕方から今年初めて使用する2本のSSを実施。23日(金)は約20kmのSS3カ所を2回ループする6SS。24日(土)は軍事演習場を使用する41kmのSSを含むSSカ所をループする6SS。そして最終日25日(日)は24.5kmのSSを2回走行する、全16SS、SS総距離371.86kmで争われる。なお、ターマックのため予選セッションはなく、前戦フィンランドの上位から順番に走行する。

 日本との時差は、日本が7時間先行。日本時間の午後から早朝にかけてSSが開催される。

 今回もWRC2、WRC3、JWRCのすべてのサブカテゴリーが併催となる。今季からフル参戦を果たし、ここまで圧倒的な首位に立つフォルクスワーゲンにとっては、地元ドイツでの凱旋イベントだ。順位次第ではセバスチャン・オジエがここでチャンピオンを決める可能性もある。また、元F1ドライバーで今季2勝を挙げているロバート・クビカが、WRC初のオールターマックラリーでどのような走りを見せるのかにも注目だ。

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