3月6日、木曜夜のスーパーSSで幕を開けたWRC第3戦メキシコは、デイ2に入ってグラベルステージでの戦いがスタート。高地でエンジンパワーが低下するとはいえ、シーズンの趨勢を占ううえでは重要な1戦と言えるだろう。

SS2〜SS11が設定されたデイ2は、44.08kmの長距離ステージを含む72.1kmを2度ループし、スーパーSSを2回走行する構成。全22SSのうち実に10SSが行なわれることとなる。

午前中のステージではシトロエンのマッズ・オストベルグが気を吐いた。SS3、4とトップタイムを獲得し、SS5を終えた段階で2番手のセバスチャン・オジエ(フォルクスワーゲン)に3.3秒差の首位。なんとか首位を堅持したいオストベルグだったが、44.08kmのSS7でオジエが本領発揮。オストベルグに17.9秒差をつけて逆転すると、その差をじりじりと広げていき、最終的には26.1秒差でトップに立っている。

一方。今回のラリーでは上位陣にリタイアが相次ぐ波乱の展開でもあった。まずSS3ではフォルクスワーゲンのアンドレアス・ミケルセンがコースオフ、午後のSS8ではそれまで3番手につけていたフォードのミッコ・ヒルボネンが電気系トラブルでリタイア、同じSS8ではシトロエンのクリス・ミークがサスペンションにダメージを受けてストップしている。そしてこの日最後のスーパーSS、SS10/11ではフォードのロバート・クビカがヘアピンのイン側に引っ掛けるかたちで横転、終盤に来てリタイアする憂き目に遭った。

総合首位はオジエ、2番手にオストベルグ、3番手はフォルクスワーゲンのヤリ‐マティ・ラトバラというオーダー。ラトバラと4番手のエルフィン・エバンスとは1分45秒以上の差が開いているが、デイ3、デイ4とも50km級のステージが待ちかまえており、今後も目が離せない展開となりそうだ。

【SS11後暫定総合順位】
1:S.オジエ(フォルクスワーゲン)1:46:25.3
2:M.オストベルグ(シトロエン)+26.1
3:J.ラトバラ(フォルクスワーゲン)+42.5
4:E.エバンス(フォード)+2:28.7
5:M.プロコップ(フォード)+3:31.1
6:B.ゲラ(フォード)+5:06.0
7:T.ヌービル(ヒュンダイ)+5:30.6
8:C.アトキンソン(ヒュンダイ)+6:32.8
9:Y.プロタソフ(フォード)+7:39.1
10:L.ベルテッリ(フォード)+12:00.7

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