WRC第6戦ラリーアルゼンチンの最終日デイ3は、5月29日(日)に4本のSSが行なわれた。この日最初のSS16は午前8時9分にスタート。路面は一部がウエットで霧も出ている。
 1番手スタートはデイ2でトップに立ったセバスチャン・オジエ(シトロエンDS3 WRC)。2位ミッコ・ヒルボネン(フォード・フィエスタRS WRC)に43秒7、3位セバスチャン・ローブ(シトロエンDS3 WRC)に47秒7と十分すぎるほどのリードを築いている。

 しかしそのステージ後半、トップのオジエにまさかの事態が発生する。コーナーをインカットした際マシンがあおられて転倒。フロントセクションを中心に大きなダメージを負ってしまう。オジエはそのまま走行を続け、ステージタイムはベストのローブから26秒2遅れの5番手タイム。なんとか首位は守ったが、2位にはヒルボネンをパスしたローブが21秒5差で浮上。優勝争いは一気に緊迫した展開となる。
 続くSS17で、オジエはベストタイムのヤリ-マティ・ラトバラ(フォード・フィエスタRS WRC)から9秒5遅れの9番手タイム。セカンドベストのローブとの差は12秒8に縮まった。

 ラストから2本目、スーパーSS2回目の走行となるSS18ではペター・ソルベルグ(シトロエンDS3 WRC)がベストでローブがセカンドベスト。オジエはトップから10秒1遅れの9番手タイムで、2位ローブとの差は3秒3にまで縮まる。
 最終のSS19は全長3.90kmのパワーステージ。ここでベストタイムを刻んだのはソルベルグだった。1位ソルベルグ、2位ヒルボネン、3位ローブというSS順位で手負いのオジエのフィニッシュを待つ。そしてオジエがゴール、タイムはベストのソルベルグから11秒1遅れの9位。その瞬間、ローブの奇跡的とも言える逆転優勝が決まった。

「デイ1で1分間のペナルティをくらい、どこまで追い上げられるか分からなかったがとにかく攻め続けた。その結果優勝できたことはうれしいが、オジエが転倒してしまい心からは喜べないよ」と、ローブ。
 以下、2位はヒルボネン、3位はオジエ、4位はソルベルグという結果でラリーアルゼンチンは終了した。

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