1日、バルセロナ(スペイン)のカタルニア・サーキットで行われた第3回F1合同テスト4日目最終日は、ウイリアムズのバルテリ・ボッタスがトップタイムをマークした。

 2月1日から3回にわたって行われてきた冬季テストもこの日が最終日。各チームのプログラムも最後の仕上げに入り、この日も多くのチームがレースを想定したプログラムに取り組むなか、注目のマクラーレン・ホンダは最終日もトラブルに見舞われ、満足に走ることはできなかった。

 そのマクラーレン・ホンダは、午前中にシステムチェックを行っていたが、センサートラブルの影響でパワーユニットを取り外す必要に迫られ、午前中は2周しか走れず。午後はなんとか30周まで周回数を伸ばしたが、最終日もトラブルを断ち切ることはできず、大きな不安を抱えたまま開幕を迎えることとなった。

 最終日のトップはウイリアムズ。午前中にスーパーソフトタイヤで予選シミュレーションを行い、1分23秒063を記録したボッタスは、その後もロングランとショートランでパフォーマンスの評価を行うなど、予定のプログラムを一通りこなして早めにテストを切り上げた。

 2番手はフェラーリのセバスチャン・ベッテル。午前中にウイリアムズと同じスーパーソフトでベストタイムを記録したベッテルは、前日のキミ・ライコネンに引き続きレースシミュレーションを行い、合計129周を走った。

 同じくレースシミュレーションに取り組み、この日最多の159周をマークしたザウバーのフェリペ・ナスルが3番手。続く4番手のマックス・フェルスタッペンは、午後のセッションでエンジントラブルによりコース上にストップしたが、トロロッソチームの懸命な修復作業でチェッカー10分前にコースへ復帰し4番手タイムをマーク。午前中にERSトラブルでピットレーンにストップしたレッドブルは、午後のセッションで60周を走り5番手タイムを記録している。

 2日目から新車VJM08を投入しているフォース・インディアは、この日も高い信頼性を発揮し合計130周を走行。VJM08はこの3日間でマクラーレン・ホンダの総周回数380周に迫る365周を走りきった。

 連日ソフトタイヤで驚異的なタイムを記録しているメルセデスは、最後までスーパーソフトタイヤで計測走行を行わず。セットアップの評価作業を中心に、開幕戦をにらんでソフトタイヤでロングランもこなしたニコ・ロズベルグは、合計148周を走破している。

 パストール・マルドナドは、午後のセッション前半にターン4でブレーキトラブルに見舞われクラッシュ。修復作業が間に合わなかったロータスはテスト最終日を最下位で終えることとなった。

 合同テストはこれで全日程を終了。開幕戦オーストラリアGPは3月13日(金)のフリー走行で幕を開ける。

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