WRCイタリア戦がサルディニアでのグラベル戦になった2004年以降、9戦中5回で勝利を収めているシトロエン・レーシング。今季からチームに加盟したマッズ・オストベルグにとっても、2007年以来参戦を続けており、もっとも走行経験のあるラリーのひとつだ。

「このイベントには、いい思い出も多い。とてもテクニカルでグリップレベルは走行の度に変わる。いいペースノートを作ることも、ここでは特に重要だ」

 週末に行ったテストでは、セッティングも決まったというオストベルグは、現在ポイント争いでは3位につけている。「この種の路面で、よりコンペティティブに攻めることができるはずだ。それに自分には経験もある。スタートからプッシュして上位争いに食い込み、ポディウムを狙っていくよ」

 チームメイトのクリス・ミークにとっては、初参戦のイベントが続いた序盤よりも、サルディニアでは比較的経験が多いことがアドバンテージになりそうだ。「いわゆる地中海イベント、という感じのラリー。新しいセクションもあるので、レッキではしっかりチェックしていきたい」

 前戦アルゼンチンでは3位に入り、自信を高めているミーク。「アルゼンチンのデイ1では、かなりいいペースを見せることができた。サルディニアでも同じ速さを出していきたいね。シーズン後半戦は経験のあるラリーが多いので、ポーランドまでいい感触を維持していかなくてはね」

 このイタリア戦には、現在中東選手権でシリーズ2位につけているハリッド・アルカシミも参戦。リタイアが続いている鬼門のイベントだが「ステージをプッシュするのと、コースに留まることのバランスをうまく取らないとね。耐久勝負のラリーだよ」

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