ヘレスF1合同テスト2日目の29日、マーカス・エリクソンが前日に引き続きケータハムCT05のテストを行った。

 前夜に雨が降ったため、午前中は公式なウエットテストとされ、午後にはドライで走行が行われた。

 ケータハムは、午前中はトラブルのために走れず、昼過ぎから走行をスタート、11周を走ったが、セッション終了間際にエリクソンがマシンをコース上で止める結果となった。

 エリクソンは、十分に走行できたとは言えないものの、有意義な2日間だったと述べている。

「今日は11周を走り、初めて新車で本格的な走行を2回行うことができた。それによってプログラムに従い、作業を始めることができたよ」

「もちろんもっと走りたかったけれど、問題がいくつかあったためにあまり走れなかったのだし、僕自身が落ち込むようなことではない」

「チームと過ごす時間が増えるほど、マシンに乗っている時もそれ以外の時も、より快適に感じられるようになってきている。全員が僕を助けてくれるし、エンジニアとはいい関係を築きつつある。だから、僕らを含め全チームが技術的な問題に見舞われているけれど、僕はこの2日間でたくさんのことを学べた」

「チームは明日からの残り2日間でもっと周回数を重ねることを目指す。その後、僕はファクトリーに戻り、バーレーンに向かう前にシミュレーターで作業を行う」

 この日のケータハムのテストの総括を、ルノー・スポールF1のトラックサポートリーダーであるセドリック・スタドールは次のように行った。

「当然のことながら、今日は、新しいパワーユニットで走行を重ね、すべてのシステムを着実にチェックしていく予定だった」

「しかし残念ながらソフトウェアのトラブルによって午前中は走行できなかった。走行を開始した後は、プログラムに従ってパワーユニットのマップの初期調整を行った後、2回の走行の中でERSシステムの作業にも取り組んだ」

「午後にマシンがコース上でストップしてしまい、我々のこの日のテストはそこで終了することになった。バッテリーチャージを行ってマシンをコースに復帰させるだけの時間がなかったからだ」

「最終的には有意義な一日だったといえる。いくつかのものをテストすることができたので、それが明日非常に役に立つだろう」

 ケータハムと同様にルノーのパワーユニットを使用しているレッドブルとトロロッソは、バッテリーのエネルギー貯蔵に関する問題に苦しんだが、ケータハムはパッケージングの仕方が違うため、同様のトラブルは発生していないということだ。

 そのため、ケータハムはこの日テストに参加したルノーユーザー3チームの中で最も多くの周回数を重ね(11周)、最も速いタイム(1分37秒975)をマークし7番手となった。

 ケータハムは30日はリザーブドライバーのロビン・フラインス、最終日31日に小林可夢偉を走らせる予定だ。

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