ザウバーのニコ・ヒュルケンベルグは、チームが育てる新人セルゲイ・シロトキンが来年までにF1にデビューする準備を整えられると考えるのは「リスキー」であるとの考えを示した。

 ザウバーはロシアの投資者と大規模な契約を結び、その一環としてロシア出身でまもなく18歳になるシロトキンを来年F1に参戦させるために育成することを決めた。

 シロトキンは今週火曜と水曜にザウバーのファクトリーを訪れ、シート合わせやエンジニアとのミーティングなどを行うことになっている。

 18歳のドライバーがF1にデビューすることについて聞かれたヒュルケンベルグは「僕に関しては、その段階ではF1にデビューする準備はできていなかった」と答えた。
「野心的な計画だ。少しリスキーかもしれない。でも僕が決めることではない」
「もちろん人によってそれぞれ違う。プレッシャーに比較的うまく対処できる人間もいるからね」

 ヒュルケンベルグはフォーミュラBMW、A1、F3ユーロシリーズ、GP2でタイトルを獲得し、5年のレース経験を積んだ後に、22歳でF1にデビューした。

 シロトキンは、2010年半ばにフォーミュラ・アバルトでレースデビューを果たし、その後Auto GP、フォーミュラ・ルノー3.5などに参戦している。

 今のF1ではテストが厳しく制限されているため、シロトキンがF1になじむ機会を十分に持てないことを、ヒュルケンベルグは危惧している。
「フォーミュラ・ルノー(3.5)でレースを続けるしかない。その他には、シミュレーターで走りこむことはできるが、それは実際のマシンとは違う。それにザウバーはシミュレーターを持っていないから、不可能だ」

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