シトロエン・レーシングは22日、2014年から参戦を予定しているWTCC世界ツーリングカー選手権に向けたティザー映像を公開した。この中で、製作途中のマシンの映像が一瞬映るが、ベース車両はシトロエンが開発途上国向けに製造している『C-エリーゼ』であることは間違いなさそうだ。

 来季からWTCCに、9度のWRC世界ラリー選手権王者であるセバスチャン・ローブを擁し参戦を予定しているシトロエン。すでに参戦に向けた正式発表も行われており、ドライバーのひとりがローブであることは明らかにされているものの、参戦車種については発表されていなかった。

 そんな中、22日にシトロエン・レーシングはWTCC参戦に向けたティザー映像を公開した。タイトルは『Citroën WTCC – Codename M43』。『M43 WTCC』と題された参戦車の製作過程、ローブのがコクピットに座る様子、さらに、すでにトラック上で走行したシーンまでもが収録されている。

 完成したマシンの全貌までは映像の中で明かされていないものの、途中ホワイトボディが映るシーンがある。この映像を見る限り、ボディはセダン形状であり、AピラーからCピラーへの形状から、シトロエンが途上国向けに製造している『C-エリーゼ』がベース車であることが分かる。

 この『C-エリーゼ』は、中国やブラジル、ロシア、アルゼンチン等で販売されているCセグメントの車両。WTCCがこれまでメーカーを惹きつけるために開拓してきた開催地とも大いに合致する。7月19日発売のオートスポーツNo.1361に掲載されたローブへのインタビューの中でも、参戦マシンがこの『C-エリーゼ』になるであろうことは指摘されている。

 動画ではまた、これまでのWTCCマシンと異なり、新規定に合わせたと考えられる非常に大柄なフェンダーなどもうかがい知ることができる。

Citroën WTCC – Codename M43

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