FIA世界ツーリングカー選手権第6戦モスクワの予選が7日、モスクワ・レースウェイで行われ、シトロエンのホセ-マリア・ロペスが今季3度目のポールポジションを獲得した。

 迎えた今シーズンの第6戦の舞台は、ロシアの首都モスクワから約80km西に位置するモスクワ・レースウェイ。ロングストレートとテクニカルセクションを特徴とするロシア唯一の常設サーキットだ。
 今ラウンドでは、ホンダ・シビックWTCCとシボレーRMLクルーズにも20kgのウエイト調整が新たに課せられ、シトロエンCエリーゼWTCCもこれまで同様60キロのウエイトを積むことになった。

 現地時間14時30分から行われた予選は、ファーストラウンドのQ1でホンダワークスのガブリエル・タルキーニとティアゴ・モンテイロがトップ2でQ1を突破、幸先良のいいスタートを切ると、続くQ2でもタルキーニが2番手、モンテイロも5番手につけ、2台のシビックWTCCがQ3に駒を進める。

 一方、今季ライバルを圧倒するシトロエン勢は、今回のラウンドに上海出身の中国人ドライバーで2012年にはHRTからF1のフリープラクティスに出走した経験を持つマ・キンファを4台目としてエントリー。しかし、そのキンファはセカンドラウンドで9番手に終わると、ディフェンディングチャンピオンのイバン・ミューラーもオーバーステアの症状に苦しみ、6番手でQ2敗を喫してしまった。

 その結果、上位5台によるシングルラップバトルのQ3は、シトロエンのロペスとセバスチャン・ローブ、ホンダワークスの2台とシボレーRMLクルーズを駆るトム・チルトンによって争われることになった。
 このQ3では、タルキーニが暫定トップ、モンテイロも2番手で最終走者のロペスを待つことになり、ホンダにとって今季初のポールポジションに期待がかかった。だが、ポイントリーダーのロペスはプレッシャーのかかるアタックを無難にまとめ、コンマ2秒ほど上回ってトップタイムをマーク、今季3回目となるポールポジションを決めた。

 しかしながらホンダにとっては、今季ベストとも言える予選内容と結果を示し、明日の決勝に大きな期待を残した。

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