2012年F1第10戦ドイツGPのフリー走行2回目は、ウイリアムズのパストール・マルドナドがトップタイムをマークした。ザウバーの小林可夢偉は初日を13番手で終えた。

 現地時間14時から行われた金曜2回目のフリー走行は、セッション開始前から降り始めた雨の影響でウエットスタートとなり、開始から20分あまりはタイムを計測するドライバーも現れなかった。

 しかし、雨の収まったセッション中盤は各車ともコースインして周回をスタート。時間の経過とともにタイヤもインターミディエイトでの走行に移っていくと、次々にトップタイムが更新されるなかで、残り30分目前のDRS解禁のタイミングでウイリアムズのマルドナドがFP2のベストタイムとなる1分27秒476をマークした。

 終盤は再び降り始めた雨によって路面は再度ウエトコンディションに戻ったが、その中でトロロッソのダニエル・リカルドがコースオフ。幸いグラベルでマシンはストップしたものの、リカルドは先にマシンを降りることになった。
 だが今度は、チェッカーまで残り5分を切ったところでメルセデスのミハエル・シューマッハーがコーナー立ち上がりの縁石でバランスを乱し、コントロールを失ったままイン側のウォールに激しくクラッシュする。シューマッハーは自力でコクピットから脱出したが、マシンはフロント、リヤともに大きなダメージを受けてしまった。

 このメルセデスのクラッシュでセッションは赤旗中断となり、マシンが撤去される間にそのままセッションも終了。結局、初日のトップはマルドナドとなり、2番手にニコ・ロズベルグ、3番手セバスチャン・ベッテルとなった。

 ザウバーはセルジオ・ペレスが4番手、小林可夢偉は13番手で初日を終えている。

■F1ドイツGP フリー走行2回目のタイム結果はこちら

本日のレースクイーン

新谷桐子しんたにとうこ
2025年 / スーパー耐久
apr Victoria
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技【最難関は最初にやってくる】FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年1月号 No.1615

    ネクスト・フォーミュラ 2026
    F1からカートまで
    “次世代シングルシーター”に胸騒ぎ

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円