中国GP後、アイスランドの火山噴火の影響でヨーロッパのフライトが欠航していたため、次戦スペインGPへの影響が懸念されたが、大きな影響はなさそうだと各チームが述べている。

 マシンの輸送に遅れが出たため、当初はスペインGPの準備に影響が出るかと見られたが、レッドブル・レーシングのチームプリンシパルであるクリスチャン・ホーナーは、影響は最小限に抑えられたと述べている。
「ありがたいことに、中国とスペインのインターバルは通常より1週間長いため、影響はとても小さく抑えることができた。マシンの作業には1週間以上かけられるし、ファクトリーでは次戦に向けてたくさんのコンポーネンツの製造が進められている」
「チームの大部分が足止めされたが、彼らを直行便に乗せることができた。その便は今日(木曜)の午後にイギリスに到着する。マシンも荷物も今日には届くだろう」

 ルノーは、チームのスタッフたちよりもマシンなど荷物が先にファクトリーに戻ってきたという。ルノーのスポークスマンはBBCスポーツに対して次のようにコメントしている。
「マシンは(ファクトリーに)戻ってきており、ここにいるスタッフが機材を受け取り、レースチームが(戻り次第)すぐに作業を進められるような状態にする」
 ザウバーのスポークスマンも、次戦への準備に関して弊害は一切ないとコメントしている。

 ロータスF1のチーム代表でエア・アジアのオーナーであるトニー・フェルナンデスは、スタッフを中国GP翌日の月曜に自身の会社のフライトに乗せた。一行はクアラルンプールに飛び、そこから水曜にイギリスに戻ったという。チームはスペインGPに向けたアップデートは予定どおり行うことができると、チーフテクニカルオフィサー、マイク・ガスコインは、自信を見せている。
「トラベルプランの混乱はそれほど大きくならずに済み、バルセロナ前のスケジュールに対応する我々の能力への影響も最小限に抑えられた」
「中国からの荷物を受け取り、通常の手順を行い、その後、2台のマシンにバルセロナ用のアップデートを施すことに集中する」

 フォース・インディアは、週末のDTMに出場予定のテストドライバー、ポール・ディ・レスタをはじめとするドライバーたちを、早い段階でヨーロッパに向けて送り出すことができたと述べている。
「ドライバーたちは火曜に発ったので問題ない。ポールは(週末にドイツで)DTMのレースに出る予定なので、彼は何とかして戻らなければならなかった。チームの大部分の人間がチャーター機に乗って、土曜中には(上海を)離れる予定だ」
 ディ・レスタは無事にDTM開幕戦に出場、4位を獲得している。

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