2011年までF1で活躍していたエイドリアン・スーティルが、活動の場をWTCC世界ツーリングカー選手権に求める可能性があるとドイツの大衆紙ビルトが報じている。

 2007年からF1にフル参戦し、08年からフォース・インディアのドライバーとして活躍を続けて来たスーティルだが、昨年の中国GP決勝後、上海のナイトクラブでロータス(当時ロータス・ルノーGP)オーナーであるジニー・キャピタルのCEOエリック・ルクスと会った際に、彼の首に割れたシャンペングラスで傷を負わせ、告訴され有罪判決が言い渡されていた。

 スーティルは執行猶予に加えてさらに20万ユーロ(約2000万円)の罰金が科され、「しばらく時間をかけて(将来を)考えるつもりだ」と語ったとロイターが伝えているが、ビルトはそんなスーティルに対し、WTCC参戦チームがオファーを寄せていると伝えている。

 スーティルのマネージャーであるマンフレッド・ツィンマーマンは、「あくまでもF1のシートにこだわっている」としているが、F1のレギュラーシートはすべて埋まり、テストドライバーのシートはほとんど残されていない。

 今季のWTCCは、フォードが参戦する事が確実視されているほか、従来から参戦を続けるシボレー、サンレッド/セアト、BMWなど多くのプライベーターが参戦。ボルボ、そして鈴鹿戦から参戦を明らかにしたホンダと、華やかなシーズンが予想されている。

 近年WTCCに活動の場を移したドライバーとしては、サンレッドSRレオンをドライブするティアゴ・モンテイロがおり、スーティルがWTCCに参戦する場合、それに続くものとなる。

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