2011年F1モナコGPの日曜決勝で、フォース・インディアのエイドリアン・スーティルは7位、ポール・ディ・レスタは12位だった。
■フォース・インディア・フォーミュラ・ワン・チーム
エイドリアン・スーティル 決勝7位
プライムタイヤでスタートし、1ストップでいく戦略だった。最初のセーフティカーが出動した時、ピットインしてオプションタイヤに換えた。そのタイヤでかなり長い周回を走ることになるのは分かっていた。最後までもたせようとしたが、残り15周ぐらいの時点で性能が落ちてしまい、その際に僕の後ろには長い列ができた。ターン12でマーブルに乗ってワイドになってしまい、右リヤタイヤがパンクした。でもセーフティカーが出たので、タイヤ交換し、それほど順位を失わずに済んだ。リスタートする時点で僕は8位だったけれど、7位でフィニッシュできた。チームにとって素晴らしい結果だ。この結果をずっと待ち望んできたから全員すごく喜んでいる。モナコには多くのいい思い出があるが、今回も後から思いだして楽しめるような特別な瞬間となった。
ポール・ディ・レスタ 決勝12位
最初はすべて順調にいっていたし、戦略もうまくいきそうだった。最初のピットストップの後、チームから戦略をうまく機能させるためにはアルグエルスアリを抜く必要があると言われた。だからヘアピンで彼を抜こうとした。それで接触し、フロントウイングにダメージを負ってしまった。そのために2回目のピットストップを早めに行うことになった。僕が少し野心的になりすぎたと思うから、このアクシデントに関して僕の責任を認めざるをえない。マシンは好調だったし、この事故がなければいくつかポイントが獲れたはずだから悔しい。
