来季のイギリスGPを開催するドニントンパークのサイモン・ジレットは、現在のFIA/FOTA論争により投資者が離れ、再開発に必要な8,000万ポンドの資金調達が滞りつつあると主張した。

 一時は訴訟を含むさまざまなトラブルに見舞われ、来季のイギリスGP開催が危ぶまれてきたドニントンだが、先日、フォーミュラワン・マネージメントとの契約が当初の10年から17年に期間延長され、順調な滑り出しを見せたように思われていた。
 ドニントン・ベンチャーズ・レジャーLtd(DVLL)のCEOであるジレットは、もしFOTAがF1から離脱し、ライバルシリーズを立ち上げることになれば、フェラーリ、マクラーレン、ルイス・ハミルトン、フェルナンド・アロンソといった人気のあるチームやドライバーたちがF1から去ることになり、これによってドニントンも契約を解除せざるをえなくなるかもしれないとほのめかしている。昨年来の不況に加え、主だったコンペティターがいなくなれば、必要な資金を調達できなくなる可能性があるからだ。

「私のグリッドになければならないものがある。そういう要素があるのだ」と彼は、BBCラジオ・ファイブ・ライブの番組で語った。
「そうならなければ、私にはバーニーと話し合う権利が生じる。(FIA/FOTAのバジェットキャップをめぐる対立によって)我々は減速を強いられる可能性がある。我々の取引の相手は知的な人々であり、彼らは報道を読んだり見たりして状況を知っている」
「それがさらなるスピードバンプになる。ドニントンはこれまですでにいくつものスピードバンプに直面してきたが、なんとかそれを乗り越え、前に進んでいる。だが、状況がよくなっているとはいえない」

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