2011年F1カナダGPの土曜予選で、マクラーレンのルイス・ハミルトンは5位、ジェンソン・バトンは7位だった。

■ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス
ルイス・ハミルトン 予選5位
 自分のラップにはすごく満足している。僕の人生の中で今日の午後ほどハードにマシンを走らせたことはない。本当にぎりぎりまで攻めたから、1度ウォールに接触したほどだ。それでも5位どまりだった。これが僕にできた精いっぱいのことだ。でも僕らはすぐにマシンに改良を加えることになるはずだから、時間の問題だよ。レースペースの方が今日の予選ペースより強力なことは明日証明できると期待している。僕らはバックストレートでコンマ数秒失っている。それが予選で響いた。7速のギヤレシオを高くしたが、予選には少し高すぎたのかもしれない。でもオーバーテイクのためにはいいんだ。リミッターに当たらないから、スリップストリームに入ったときに有利になる。それによって前のドライバーたちにチャレンジできるはずだよ。明日はタフなレースになるだろうけど、ここでは毎回長くて予想不可能なレースになるから、僕らは間違いなく戦えるよ。

ジェンソン・バトン 予選7位
 期待していたような速さが全くなく、少し残念だ。Q3の最後のラップはとてもうまくいっていたけれど、やりすぎてロックし始め、少しタイムをロスした。最後にもう少しでニコ(・ロズベルグ)に勝てそうなところまでいったけれど、7番グリッドより6番グリッドがずっとよかったとは思わない。7番手ならグリッドのクリーンな側だしね。僕らのレースペースは予選ペースより常にいいし、ここはオーバーテイクができるコースだから、レース中に順位を上げていけると期待したい。僕らはソフトとスーパーソフトの両タイヤで安定性がとてもよさそうだから、ベストを尽くすよ。楽しいレースになるはずだ。

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