フェラーリのチームプリンシパル、マルコ・マティアッチは、上位争いに全く絡むことができずに終わったカナダGPの後、チーム全体が自分自身に腹を立てているが、挽回したいという思いはこれまで以上に高まっていると語った。

 カナダGPでは終盤に前を走るマシンが2台クラッシュしたにもかかわらず、フェルナンド・アロンソは6位、キミ・ライコネンは10位と、入賞するのがやっとだった。しかしフェラーリは、士気を落とすことなく「短期、中期、長期的な開発プログラム」を設定して前進していくと述べている。

 マティアッチは「我々は自分自身に怒りを覚えている」とフェラーリ公式サイトにおいてコメントした。

「しかし諦めるつもりはない。カナダのサーキットは我々のマシンに合っていなかった。ライバルたちの長所が際立ち、その上我々にとってはいくつかうまくいかない物事があった」

「この週末のポジティブな点は、皆が反撃したいという気持ちを強く持っていることだ。その筆頭はドライバーのキミ(・ライコネン)とフェルナンド(・アロンソ)だ。彼らは非常に粘り強く、優秀で、戦う能力が高い。彼らは協力し合い、開発プログラムの主要なエリアにおいて我々をリードするすべを知っている」

「一部のアップデートはコース上でいい結果を出したので、1戦1戦努力していく」

 フェラーリは毎戦進歩しており、今後も毎戦アップデートを入れる予定であるとマティアッチは述べている。
「もうひとつの大きな目標は、もっと素早く事態に反応することだ。ライバルたちがしているようにね」と彼は語った。

本日のレースクイーン

りこりこ
2025年 / スーパー耐久
Princess Noah
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技【最難関は最初にやってくる】FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年1月号 No.1615

    ネクスト・フォーミュラ 2026
    F1からカートまで
    “次世代シングルシーター”に胸騒ぎ

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円