ブラウンGPのCEO、ニック・フライは、今週水曜にFIAが発表した2010年のエントリーリストの内容について、来年の開幕戦時には必ずしも同じものにはならないかもしれないと考えている。

 このエントリーリストは、FIA会長マックス・モズレーとFOTAとがシリーズの分裂を巡る争いを解消した中で改めて示されたものだが、3週間前にF1へと迎えいれられた新規参入の3チーム、カンポス、マノー、USF1は申請を行った他の多くのチームと同じように、当初モズレーが導入を試みていたバジェットキャップ案を支持するかたちでエントリー申請を行った経緯がある。

 しかし、先日になってモズレーはFOTAとF1の将来について合意を見いだし、導入を強く推し進めていたバジェットキャップ案は、「1990年代初頭のレベルまで引き下げる」というかたちに姿を変えてしまった。これによりチームの計画は少なからず影響を受けると考えられ、新規参入組が予算の増加を強いられるという懸念も生まれている。

 フライは、「我々は、新しいチームの参入を欲している」と、木曜日のFOTA会議後にロイターに対して語った。「それでも3チームの中で資金を集められないところが出てくれば、(参入から漏れてしまった)他のチームが招かれる可能性もある」とコメントしている。

 2010年のエントリーで最も予想外と思われたマノーは、一番に予算増加の影響を受けそうだと考えられているが、F1に対する彼らのプランは未だ明らかとされていない。

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