デビューイヤーから快進撃を見せるフォルクスワーゲン・ポロR WRC。3台目のマシンがラリーポルトガルから登場する。ドライバーを務めるアンドレアス・ミケルセンとコ・ドライバーのミッコ・マルックラが、4月6日、前座イベントのファフェスプリントに出場。最終ヒートではフィニッシュ目前にスピンを喫する場面もあったが、トップフィニッシュのダニ・ソルド(シトロエンDS3 WRC)に17秒差の3位でフィニッシュを果たした。2位はマッズ・オストベルグ、3位にはマルティン・プロコップ(いずれもフォード・フィエスタWRC)
が入った。

 WRCラウンドの中でも最もスペクタクルなジャンピングスポットとして知られるポルトガルのファフェ。今年はWRCのラリールートに含まれていないため、単独イベントのファフェスプリント(6.34km)として開催された。熱狂的な観客で知られるポルトガル、好天に恵まれたイベントは数日前からキャンプを張ってベストポイントを確保する姿も多く見られ、当日は10万人を超える観客が集まった。

 「とても独特な経験だったし、まだ鳥肌が立っているような思いだよ」とミケルセン。「観客も素晴らしくて、エンジン音が歓声にかき消されてしまうほど。ジャンプの時は絶叫で、まるでスキージャンプみたい。すごいの一言に尽きるよ」

 ポロR WRCでの足慣らしも行えたミケルセンは、ラリーポルトガルで同マシンでの初めての競技参戦に挑む。フォルクスワーゲンはミケルセンのエントリーチームとして、フォルクスワーゲン・モータースポーツIIを立ち上げ、ワークスチームとは別扱いでのエントリーとした。これにより、ミケルセンは今年10日間のテストデイが与えられ、ワークスチームとは別枠でテストを行うことができる。

 「ポロR WRCではこの数ヶ月テストドライブを行ってきて、ラリーポルトガルが初めての実戦となる。シーズンの中でも最もタフなラリーのひとつだし、ミスの許される余地はない。キッチリ完走したいと思っている」とミケルセン。

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