メルセデスのカスタマーチームには今季中に最新スペックのパワーユニットが提供されない見込みであることが分かった。

 メルセデスのニコ・ロズベルグとフォース・インディアのニコ・ヒュルケンベルグはすでに今季4基目のパワーユニットを使用しているが、その他のメルセデスユーザーは全員今週末のロシアGPで4基目を投入する。

 メルセデスのワークスチームは9月のイタリアGPでトークンを使用したアップグレード版のパワーユニットを導入しており、ルイス・ハミルトンのマシンにはこの“フェイズ4”のフレッシュエンジンが今回搭載される。

 一方、カスタマーチームにはこの新仕様は提供されておらず、今回のエンジン交換においてもウイリアムズ、フォース・インディア、ロータスは前の仕様を使うことが分かった。メルセデスは今季のうちに全カスタマー分の最新仕様のパーツを製造することができないということで、これら3チームは今季中のアップグレードは望めないようだ。

 メルセデスのアップグレード版PUには大きな進歩が見られるとして、カスタマーチームは提供されるのを期待していた。

 ウイリアムズのフェリペ・マッサは今回の決定に不満を表している。
「なぜなのか分からない。もちろん不満に思っている」とマッサはSky Sports News HQに対してコメントした。
「僕らはファクトリーで毎日、毎週、マシンから0.05秒、0.1秒を引き出すために努力している。だから他のチームが同じ(メーカーの)エンジンでありながらコンマ数秒速いものを使っているとなるとね……。違いは分からないが、彼らが使い続けているということは、新しいものの方がパフォーマンスが優れているんだろう」

「僕らはフェラーリとコンマ1秒から2秒の差で戦っている。フェラーリはメルセデスのライバルでもある。僕は自分のためだけに言っているんじゃない。メルセデスエンジンユーザー全員のために言っている」
「がっかりだよ。でも自分が欲しいものが手に入らないこともある」

 フォース・インディアのセルジオ・ペレスは、メルセデスは新パーツの信頼性のチェックをしている段階であるとして、自分たちに提供されないことに大きな不満はないと述べている。チームメイトのヒュルケンベルグも「(他チームとの戦いにおいて)大きなマイナスにはならないんじゃないかな」と語った。

 フォース・インディアは同じメルセデスユーザーのロータスとランキング5位争いをしているが、両者ともパワーユニットがアップグレードされないため2チームの戦いにおいては影響はないと考えられる。

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