ルノーは、F1エンジン開発の凍結規則を緩和すべきだというフェラーリに同調し、この規則変更によりコストが大幅に上昇することはないと主張した。

 現在の規則ではエンジンマッピングとソフトウエアの変更は認められているものの、メカニカルパーツに関しては信頼性、安全性、コストといった特別な理由がない限り、シーズン中に変更することはできない。

 エンジン規則が大幅に変わった今年、メルセデスはライバルに対して圧倒的優位に立っている。この状況を変えるため、フェラーリとルノーはエンジン凍結規則の緩和を求めているが、メルセデスは来季の変更に反対の意向を示している。

 今月中にF1委員会において規則を変更すべきかどうかについて採決がなされる予定になっているが、メルセデスは反対票を投じるものと見られる。

 メルセデス・モータースポーツのボス、トト・ウォルフは、こういった規則変更を早急に導入するとコスト上昇がもたらされると主張している。

 しかしルノーのヘッド・オブ・トラックオペレーションズ、レミ・タファンは、これを否定した。

「いずれにしても(エンジンの)開発はなされるから、スタッフもコンピュータもダイナモも稼動している」とタファン。
「自分たちが持っている金を使い、持っている手段を利用するだけなのだ」

「シーズン途中で(アップグレードを)導入する場合、いくつかパーツの改良を行う程度なので、支出が大幅に増えることはないと思う」

 一方タファンは、マニュファクチャラーがエンジンをシーズン途中で完全に変更する場合には莫大な費用がかかる可能性があると述べている。
「シーズン初めにプランAを選び、7月以降はプランBで行くと決めた場合には、多額のコストがかかるかもしれない。パーツを2倍用意しなければならないからね」

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